支援サイトFANBOXの売上を記帳するタイミングについて
今年から青色申告を開始したフリーランスです。
複式帳簿に支援サイトFANBOXの売上を記帳するタイミングについてお聞きいたします。
他社の支援サイトでは、月末締めで確定した売上が
翌月以降の決まった日に振り込まれるのが一般的ですが、
FANBOXは振り込まれる瞬間(毎月20日頃)ギリギリまで売上が確定しません。
月ごとの売上を確認するページはあるのですが、
月を跨いだ売上も振込額に反映される仕様です。
そのため、月末に売上を売掛金として記帳すると、
その後振り込まれた金額に対して売掛金がマイナスになってしまったり、
振り込まれた金額がどの売上に対応するかを確認しにくかったりします。
この場合、月ごとにまとめて売上を記帳するのではなく、
毎日、日付ごとに売上を記帳しても問題ないでしょうか?
分かりにくい部分があったら申し訳ありません。よろしくお願いいたします。
税理士の回答

月ごとにまとめて売上を記帳するのではなく、毎日、日付ごとに売上を記帳しても問題ないです。

増井誠剛
ご質問ありがとうございます。FANBOXのように売上の確定タイミングが曖昧で、振込額と月次売上が一致しにくいケースでは、日付単位での記帳も実務的には有効です。ただし、青色申告・複式簿記においては「売上計上基準」に一貫性が求められます。たとえば「実際に成果が提供された日」や「支援者からの支援確定日」など、会計上の合理的基準を設け、継続適用することが重要です。月ごとの売掛金処理が煩雑な場合、振込ベースで「入金時点の収益認識」も認められる余地があります。税務署に説明可能なルールで記帳を続けることが肝要です。
ご回答ありがとうございました。
日別の支援者一覧表などを利用して
説明可能な状態にしておこうと思います。
本投稿は、2025年05月20日 22時59分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。