ネット料金と光熱費の按分について
個人事業主で在宅ワーク、インターネット料金は自分で支払っています。
仕事でも趣味でもネットを使うので、按分計算の必要があるのですが、同居している家族(一人)も、私が支払っているネット回線をwifiで使い、ネット検索や動画を視聴しています(仕事関係では使っていない・・・とは思います)。
このような状況の場合、「自分が支払っているネットを、自分以外の人間が使っている」ことで、自分の確定申告や按分計算に何か影響があるのでしょうか?
同居している家族は、私の仕事には一切関与していません。
また、月々の電気料金の計算については同居している家族と折半なのですが、自分の仕事部屋の広さや一日当たりに何時間その部屋の電気をつけているなど、「こういう根拠で計算した」と回答できる根拠を元にして計算すればよいのでしょうか?
複数の疑問になり恐縮ですが、よろしくお願いいたします。
税理士の回答
増井誠剛
家事按分の基準は「合理的であれば足りる」とされますが、必ずしもすべてがそのまま認められるわけではありません。
インターネット料金については、同居家族が私用で利用している事実自体が直ちに不利益となることはありません。ただし、事業使用割合について、実態とかけ離れた高い按分率を用いた場合には、税務上否認される可能性があります。重要なのは「説明可能性」であり、「主観的な感覚」ではなく、利用時間帯、業務内容、作業頻度など、客観的に説明できる根拠が求められます。
電気料金についても同様で、仕事部屋の面積比や使用時間を基準とする方法は一般的ですが、常識的な範囲を超える算定は認められにくいのが実務です。
税務調査では、合理性・継続性・客観性の3点が揃っているかが確認されます。完璧な数字よりも、「第三者に説明して納得される基準」であることが重要となります。
本投稿は、2025年12月25日 14時38分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。







