ファイナンスリースにおける仕訳について
当社で資産計上しているソフトウェアをファイナンスリース(セールアンドリースバック)することとなりました。
ソフトウェアの売却日とリース会社からの入金日が違っており、仕訳が分かりません
ご享受いただけますでしょうか。
▼4/23日付 資産除却
減価償却累計額 100/ソフトウェア 1000
リース資産 900
*ソフトウェアの除却=リース資産に振替
ソフトウェア除却相当額900について、資産売却後の5月20日にリース会社から入金があります。
①ソフトウェアの除却
②リース資産(リース債務の計上)
③リース会社から入金があるまでの未収入金計上
3つの仕訳が必要となるかと考えていますが、どのタイミングでどのような仕訳を立てるべきかがわかりません。
ご享受いただけますでしょか。何卒よろしくお願い申し上げます。
税理士の回答
会計上の仕訳は以下のようになると思います。
①4/23売却時(売却ですので除却は生じないと思います。)
減価償却累計額100/ソフトウェア1000
未収入金900 /
リース資産××× /リース債務×××
リース資産・債務の計上額は所有権移転の場合は売却価額900、所有権移転外の場合は売却価額とリース料総額の割引現在価値のいずれか低い額になります。
②入金時
現金預金900/未収入金900
セールアンドリースバック取引の実態が金融取引である場合、税務上は金銭の貸借として売買がなかったものとして処理しますので、会計上の経費と税務上の損金に差異が生じる場合は申告調整が必要となりますのでご注意ください。
本投稿は、2019年05月07日 15時48分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。