決算後の仕訳ミス発覚 -前払費用-
法人決算月3月に、翌期4月分の新聞図書費の支払いを社長個人が支払い、
未精算だった為、
前払費用〇〇 未払金〇〇で処理してしまいました。
正しい仕訳は
新聞図書費〇〇 未払金〇〇
前払費用〇〇 新聞図書費〇〇と思います。
未払金は期末に全部精算してしまいました。
翌期の期首処理は本来、
新聞図書費〇〇 前払費用〇〇 だと思いますが、
今期は前期の誤仕訳の為、
未払金〇〇 前払費用〇〇にすれば、
よろしいでしょうか?
なお、他にしなければならない点があれば、ご教授ください。
よろしくお願い致します。
税理士の回答
前期、(前払費用)/(未払金)
(未払金)/(現金)
の仕訳をしたのであれば、
当期は、(新聞図書費)/(前払費用)になると思います。

契約上3月に4月分の役務提供につき債務が確定するというような特別の事情がない限りそもそもの仕訳自体が意味のないものだと思います。
4月分の新聞図書費を3月に支払ったら
前払費用 〇〇 / 現金 〇〇
3月分の新聞図書費を3月に支払っていなければ
新聞図書費 〇〇 / 未払金 〇〇
のいずれかの処理が原則だと思います。
今回の場合は所得計算自体に誤りはないので、今期に支払った時
新聞図書費 〇〇 / 前払費用 〇〇
未払金 〇〇 / 現金 〇〇
あるいは
未払金 〇〇 / 前払費用 〇〇
新聞図書費 〇〇 / 現金 〇〇
で大丈夫です。
ありがとうございました!
大変、わかりやすかったです!
本投稿は、2019年05月18日 13時01分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。