寄付型クラウドファンディングの会計処理についてご教示ください
【依頼背景】
現在寄付型のクラウドファンディングプラットフォームの立ち上げに関わっております。
そこで、業界調査を行う上で、資金調達者の会計処理方法に関する情報はありますが、プラットフォーム側の会計処理方法については、情報が見つかりにくい状況です。
プラットフォームを立ち上げるうえで事業計画を作成しますが、その際の損益モデル(売上・費用)等を事前に把握したいと考えております
【依頼内容】
①売上計上方法
-売上計上の際の勘定科目、仕分け処理はどのように行うべきか
・手数料だけ計上するのか?、
・それとも一旦調達金額をすべて計上し、手数料だけ抜いて、寄附金として調達者へ支払うのか?
・上記該当する場合の仕分け方法(勘定科目)についてご教示ください
-PJが失敗した際は、どのように会計処理(仕分け)を行うのか?
②費用・利益関連
-主に寄付型のクラウドファンディングでかかる費目は何か
・人件費、IT関連、事務所運営費ぐらいだと認識しております
(上記の他にかかる費用をご教示ください)
-また上記比率をざっくりとご教示いただきたい
-平均的な粗利率・営業利益率・限界利益率についてご教示ください
③BS関連
-消費者から一時的に預かったお金は、BSに計上されるか
・例えば預り金等が計上される?
その他寄付型クラウドファンディングならではの会計処理がございましたらご教示ください
税理士の回答
①プラットフォームの売上を実際にどのようにするのかで変わってきます。計画されているビジネスモデルによって売上(収益)の計上方法も異なります。
②こちらも計画されているビジネスモデルによって、必要な費用や比率は異なると思います。ご記載以外に確実に必要なのは税金関係の租税コストかと思います。
③投資家からの寄付金はあくまで預かっただけであれば預り金として負債計上することになりますし、寄付金収入とされるのであればPLのみへの計上になります。
クラウドファンディングならではの会計処理というのは存じませんので、会社計算規則等の原理原則に当てはめていくことになると思います。
ご質問は、創業計画や事業計画策定全般に係るものと思いますので、こちらで全てを解決するのは困難かと思います。
創業計画や事業計画に詳しい専門家に、直接ご相談されることをお勧めします。
前田様
ご回答ありがとうございます。
巷にある寄付型クラウドファンディング(ジャパンギビングやキャンプライヤー)のスキームにおける、売上計上方法、費目構成比等ご存じでしょうか
現状考えているビジネスモデルは上記サービスと極めて似ているため、参考までにご教示頂けますと幸いです
クラウドファンディングに関しては具体的に関与したことがありませんのでわかりません。お役に立てず申し訳ありません。
なお、関与のある専門家でも公表されていない個別事例を、このような公の場では書けないと思います。
本投稿は、2019年09月05日 10時43分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。