一括償却資産の各書類への記載方法について
エアコンを一括償却資産として計上しております。
各所への記載は以下で問題ないでしょうか?
《仕訳帳》
●購入時↓
2019/02/01
借方:工具器具備品費/150000/貸方:事業主借/150000
(個人のクレジットカードで購入したため)
●購入した年末
2019/12/31
借方:減価償却費50000/貸方:工具器具備品費50000
●翌年(翌々年)の記入
2020(2021)/12/31
借方:減価償却費50000/貸方:工具器具備品費50000
《損益計算書》
2019〜2021まで
減価償却費→50000と記載
《貸借対照表/資産の部》
2019→工具器具備品 期首:0 期末100000
2020→工具器具備品 期首100000 期末50000
2021→工具器具備品 期首50000 期末0
●購入年以降の仕訳帳には年末の計上のみでいいのでしょうか?
2020年、2021年は昨年の繰越のような形で、期首に以下のように記入する必要はありませんか?
2020/01/01
借方:工具器具備品費100000/貸方:一括償却資産100000
2021/01/01
借方:工具器具備品費50000/貸方:一括償却資産50000
貸借対照表の期首には記入するはずなので心配になってしまいました。
質問の方、以上になります。
何卒よろしくお願いいたします。
税理士の回答

黒木一登
黒木一登税理士事務所の黒木です。
前半の《仕訳帳》ですが、工具器具備品費(費用)ではなく工具器具備品(資産)又は一括償却資産(資産)に変更してください。
《損益計算書》、《貸借対照表/資産の部》についてはご理解の通りで問題ありません。
購入年以降の仕訳帳について、特段の会計処理は不要です。
黒木先生
費の有無で変わってしまうのですね!
大変勉強になりました。
ありがとうございました。
本投稿は、2020年02月22日 17時08分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。