家事按分の考え方
ブログで広告業を営んでいる、青色申告予定の個人事業主です。
家事按分について税務上では明確な決まりがないと聞いて厄介に感じています。
例えば電気代です。
・同居の家族が3人であり、私のみ日中自宅で仕事をしている
・業務のために最大460Wほどの消費電力のパソコン1台を24時間つけっぱなしである(消費電力は利用状況によって変動する)
・夏季冬季は冷暖房費用が増えて変動がある
これらによって毎月正確な利用割合を出すことはかなりコストがかかるので、電気代は年間通じて事業利用が50%としてざっくり按分していました。
この算出には問題があるでしょうか?
また、現実的な按分の出し方のコツなどありましたら教えていただけると助かります。
税理士の回答

長谷川文男
どの様な電化製品を生活に使ってるのか不明なため、何とも言えませんが、冷蔵庫等もつけっぱなしです。
50%は、感覚的に多すぎるように感じます。
ご回答ありがとうございます。確かに冷蔵庫はつけっぱなしですね。
オール電化の家ではなく、ガスコンロや灯油ファンヒーターなどを使っているので
生活家電がどの程度電気代を占めるか?というとそこまで多くはないと思っています。
とはいえ、仰るとおり50%は多そうなので、以下のように考えてみました。
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1日の労働時間を8時間として、1日の1/3にあたる「33%」を基準とする
その上で以下のプラス・マイナス要素がある
+ 24時間事業用のパソコンが稼働しており、通常業務で使う8時間分よりは多く見積もる必要がある
- 夕方以降は同居の家族も生活のために電気を使うため、事業用比率から差し引いて考える必要がある
これらのことから30%を事業用としたい
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説得力としていかがでしょうか。ご意見いただけると助かります。
よろしくお願い致します。

長谷川文男
30%は、一般論としては妥当だと思います。
ありがとうございます。大変参考になりました!
本投稿は、2020年03月06日 12時10分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。