クレジット決済 青色簡易⇒青色複式 年度をまたぐ
いつもありがとうございます。
標記「クレジット決済 青色簡易⇒青色複式 年度をまたぐ」につきまして!
2019年度(平成31・令和元年)は青色簡易にて先日確定申告を致しました。年度末の11月12月におけるクレジット決済(携帯、新聞、消耗品購入等)は発生日(購入日)にて計上しております。新年度、2020年(令和2年)は青色複式を目指しております。昨年11月12月のクレジット決済の引き落としが2020年1月~2月に発生致します。預金からも引落しされますので、この仕訳をご教示下さる様お願い致します。
税理士の回答

クレジットカード決済で引き落としされる金額を、貸借対照表の令和2年1月1日(期首)において「未払金」勘定で計上しておき、実際に引き落とされた日に
(借方)未払金 ×× / (貸方) 預金 ××
と仕訳すればよいです。
お忙しい中ご対応頂きありがとうございます。
複式を100%理解しておりませんので、ご回答頂いた以下
貸借対照表の令和2年1月1日(期首)において「未払金」勘定で計上しておき、
とは例えば令和元年11月20日に購入した消耗品3,000円が令和2年1月10日に引落し
される場合:
令和2年1月1日での具体的な仕訳はどうなりますでしょうか。既に令和元年度に経費計上
しておりますので、先生のおっしゃる「未払金」仕訳は上記例でどのようになりますか。
(借)消耗品3,000円 (貸)未払金3,000円 適用:プリンターインク(例)
でよろしいのでしょうか。該当する金額を一括処理でよろしいのでしょうか。
愚問にご教示頂ければ幸いです。

本来なら令和元年11月20日に
(借方) 消耗品 3,000円 / (貸方) 未払金 3,000円
という仕訳処理になるのですが、前年が青色簡易であることから、消耗品の費用認識はしているけど、未払金の処理をしていないものと思われます。
令和2年度は青色複式にするということなので、令和2年1日1日現在において前年から繰り越されている未払金が3,000円ありますとことを令和2年の貸借対照表の期首残に計上しておき、令和2年にカード決済として引き落とされた3,000円は令和元年の経費で、今回引き落とされたのはその経費に対応する債務を支払ったものですと処理することになります。
令和2年に
(借方)消耗品 3,000円 / (貸方) 未払金 3,000円
の仕訳をしたら 消耗品3,000が令和元年と2年の両年で計上されることになってしまうので、令和2年ではこの仕訳は不要で、開始残高の設定で「未払金」として3,000円を設定しておいてくださいということです。
ありがとうございました。よく理解できました。
開始残高の設定で「未払金」として3,000円を設定
本投稿は、2020年03月28日 17時11分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。