前期での立替金仕訳を今期において短期借入・未払金へ修正する場合
中小企業法人の経理を担当しております。昨年急に引き継ぎを受け、不慣れな中、なんとか前期決算を終えましたが、仕訳の科目が間違っていることに気づき、今期で訂正したいと思っています。
前期仕訳日記帳において、
(誤)
①銀行口座 100万/立替金(B) 100万
②租税公課 100万/短期借入(A) 60万
/立替金(B) 40万
としている仕訳が、実際は、
(正)
①銀行口座 100万/【短期借入(B)】 100万
②租税公課 100万/ 短期借入(A) 60万
/【短期借入(B)】 40万
でした。
「立替金」を、「人に立て替えてもらった」という意味だと解釈していたため、間違いとなってしまいました。「人に立て替えてもらった」場合は「未払金」となるそうで、、大変無知でした。
また、本来なら(正)で「未払金」となるところを、「短期借入」としたいのですが(未払金でも短期借入でもどちらでもいいのですが、他にも同一人物からの短期借入があるため、返すべき金額が短期借入の科目でまとまっていた方が見やすいということでした)…
★この場合、今期で修正するためには、期首にどのような仕訳を入れればよいでしょうか?
★前期損益修正損(益)、利益剰余金のどちらを使えばいいのか、また、使わずに済むのかも分からず、困っております。
単純に、
(今期期首)
①立替金(B) 100万/短期借入(B) 100万
②立替金(B) 40万/短期借入(B) 40万
と入れるのはまずいのでしょうか?(間違えた仕訳を正しい仕訳に組み替える?ような…)
どなたかご教授いただければと思います。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答

前期における間違いの仕訳を修正しても、前期の損益に影響はないと思います。今期の期首に、相談者様の記載された仕訳を入れて良いと思います。
本投稿は、2020年04月20日 16時42分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。