副業サラリーマンの損益通算について
給与所得と副業の損益通算について質問します。
夫はサラリーマンです。
妻の私は現在、個人事業主(デザイン業)で青色申告をしています。
年間の売上は100万程度で経費と青色申告控除で所得0になり、扶養に入っています。また、夫は無償で経理等の事業の一部を手伝ってくれています。
今後、夫が農地を相続する予定があり、副業として農業を営む予定があります。妻の私も手伝うつもりです。
そこで、現在の妻のデザイン業を夫の名義に変更(夫が開業及び青色申告開始の届を出し、私は廃業届を出す)して、妻を青色専従者として雇用し、デザイン業と農業を開始したいと考えます。
専従者給与は扶養の範囲である月額8万程度。
ただし、経費と給与で確実に赤字、もしくは所得0になります。
農業の方は売上が発生するのは、開始数年後を予定しています。売上が発生しても基本は赤字になると思っています。
①定期的な売上(デザイン業)はあるが、毎年赤字の損益通算は認められるのでしょうか?
②農業の売上が発生するまでの準備に要する経費は計上していいですか?
給与所得と事業所得等を絡めた損益通算について、税務署が厳しくなっていると聞きます。脱税が目的ではないのですが、帳簿上はそう見られてそうだと思い相談させていただきました。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答

1.デザイン業と農業を事業所得として開業する形が良いと思います。農業を開業に含めず副業にすると雑所得になり、その損は他の所得との損益通算ができません。
2.事業所得としての農業収入を得るためにかかった費用は、経費に計上できます。
ご指導くださりありがとうございました。
開廃業の手続きがあるので、素人の見込みだけで行動に移すことができず困っていたので助かりました。
そのようにしたいと思います。
本投稿は、2020年07月04日 23時39分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。