海外クラウドサービス報酬のpaypal払いについて
初心者です。海外クラウドサービス会社から報酬を得ており、昨年は白色、今年は会計ソフトを利用し青色、と思いますが、わからないことだらけで困っております。
報酬はpaypal払いです。paypalは銀行ではないので、現金として以下のように仕訳しました(昨年の白色申告で、税務署は現金としてよいとのことでした)。また、全てドル払いなので、すべてその日のレートで換算しております。
(例)依頼された仕事が1月1日に終了→1/10クラウド会社が手数料を引き
報酬金額確定(それまでは未確定)→そのままクラウド会社に置いたままの状態→同じような仕事が続き、売上累計が10万円に達したところで、例えば2/15にpaypalへ支払われます(支払手数料は200円)
仕訳は、1/10 (借方)現金 900円 (貸方)売上 1000円
支払手数料100円
1/15 (借方)現金 900円 (貸方)売上 1000円
支払手数料100円
(同様に以上が何件か続き・・売上累計10万円超えた時点でpaypalへ入金・手数料200円発生)
2/15 (借方)支払手数料 200円 (貸方)現金 200円
でいいのでしょうか。
また、そのpaypalに入金されたものの一部を、生活費として日本の銀行へ振り込んだ場合は、以下でよろしいでしょうか(手数料はかかりません)。
3/15(借方)普通預金 150000円 (貸方)普通預金(個人用)150000円
それとも、私用の口座なので記載の必要はないのでしょうか。
基本的な質問で申し訳ありません。よろしくお願いします。
税理士の回答
こんにちは。
報酬金額確定(それまでは未確定)→そのままクラウド会社に置いたままの状態
>この場合、クラウド会社に置かれている金額はご質問者様が自由に出金できるものではないのではないかと思いますので、「現金」ではなく「売掛金」の方がよろしいのではないかと思います。
10万円に達してpaypalに振り込まれるタイミングで
借方:現金(paypal)99,800円 支払手数料200円
貸方:売掛金100,000円
と仕訳するのが良いと思います。
paypalを「現金」とするのは特に問題ないと思いますが、青色申告の場合にはpaypalの残高を管理(会計ソフトのpaypalの残高と実際のpaypalの残高と一致させる)しておくことが望ましいので、paypalという新しい勘定科目を作成された方がいいかもしれません。もしくは、「現金」の補助科目として「paypal」という科目を作成するのもいいと思います(会計ソフトの機能によりますが)。
生活費を振り込んだ場合の仕訳は、
3/15(借方)事業主貸 150000円 (貸方)現金(paypal)150000円
とするのが良いと思います。「事業主貸」というのは生活費を振込んだ時などに使用する勘定科目です。
参考になりましたら幸いです。
(回答は個人的見解であり、内容の正確性、有効性、信頼性を保証するものではありませんのであらかじめご了承ください。)
とてもわかりやすいご説明ありがとうございます。それでは確定時の1/10,1/15も、現金、を売掛金、にした方がいいのですよね。
年度途中から、10万円を超えた時点で、paypal→アメリカの私用の銀行に振込む設定に変更しました。それも教えていただいたようにpaypalから支払われたのと同じように仕訳してよろしいでしょうか。
会計ソフトでは海外口座を登録できないとのことで、手動で?管理できるのか、まだわからないのですが…
アメリカ銀行へは、4回振り込まれましたが、事業用とみなされるのか、そうすると、プライベートな収支も仕訳しないといけないのか、教えていただけるとありがたいです。
ご質問ありがとうございます。
アメリカの銀行であっても私用の場合には借方:事業主貸、でよいと思います。
アメリカの銀行が事業に関連のない「私用のもの」の場合には、そのpaypalからの4回の振り込みは全て借方:事業主貸、で仕訳をし、アメリカの銀行のプライベートな収支自体は会計ソフト上で管理する必要はないと思われます。一方、paypalの残高は管理される方が良いと考えます(従って、4回の振り込みはpaypalの残高が関連するものとして仕訳が必要となります)
(回答は個人的見解であり、内容の正確性、有効性、信頼性を保証するものではありませんのであらかじめご了承ください。)
解決しました、ありがとうございました!
本投稿は、2021年02月23日 11時47分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。