数年前から期首残高に誤りがあった場合の修正方法と2020年度の確定申告について
2016年より開業届と青色申告承認申請書を提出、
MFクラウド確定申告を使用しており
銀行口座とカードを連携し仕訳帳の入力を行っています。
2020年度の決算書を確認したら未払金が異常に多いことに気づき
さかのぼって調べてみると2017年度の期首残高?開始仕訳?に
プライベート用の口座とカードが連携されていることがわかりました。
余計な残高とカードの未払金が追加された状態で
仕訳を行っていたことに4年間気づかなかったようです…。
2016年は仕訳帳は適当に入力して確定申告もしなかったので
今年きちんと申告しようと思い
仕訳帳や過去の明細などもすべて確認し確定申告書を作成しました。
仕訳帳に入力していなかったものも追加で入力したため
ますます2017年の期首残高がおかしくなってしまいます。
ちなみに2016年はプライベート用の口座とカードは
途中で連携を解除して「事業主借・貸」で処理していたようです。
本当は2017年の仕訳帳からすべて修正して申告をし直したいのですが
調べたところ、締めた仕訳帳は修正できないと書いてありました。
税理士さんにお願いしたいところですがもう時間もないので
せめて2020年度分の確定申告だけでもきちんとした形で提出したいと考えております。
2020年度分だけでも正しい数字で提出後(同時に2016年度の期限後申告も可能?)、
2017年~2019年の修正申告をすることは可能ですか?
2020年度の期首残高・期末残高・未払金額のすべてが間違っているのが現状です。
経費の入力などは問題ないかと思います。
この場合どのように対処するのがよいのでしょうか?
ややこしく書いてしまい申し訳ございませんが
どなたかご教示いただけましたら幸いです。
税理士の回答

境内生
損益の訂正がなく、資産・負債だけの訂正であれば正しい数値との差額を事業主貸か事業主借で調整していただければ問題ないかと考えます。
例えば 期末整理仕訳で
未払金 ×× 事業主借 ××で未払い残高の正しい金額に合わせる
すなわち、事業用残高だけを表示すればよいものを自用の部分まで貸借対照表に表示しようとするため残高が合わなくなると考えられます。過去の訂正は不要です
ご回答ありがとうございます。
カードの連携に関しては
未払金 ×× 事業主借 ××
で処理すればいいというのは理解できました。
追加で質問なのですが
2020年度の期首残高がそもそも実際の明細の数字と違っており
(現金は使っていません&おそらく2017年から違います)
期末残高も明細の数字があわない場合はどのように処理すればよろしいでしょうか?
==========
2020/1/1時点の
実際の口座残高 100000円
MFクラウド上の残高 150000円
2020/12/31時点の
実際の口座残高 200000円
MFクラウド上の期首残高 270000円
のような感じになっています。
==========
MFクラウドでは開始残高を修正する機能がありますが
そこで数字を修正してしまうと過去分はどうすればよいのか?
(というかそもそも期首残高自体を修正してはいけないのでは?)
期末残高の合わない分だけを期末整理で仕訳すればいいのか?
などよくわかりません。
どのように処理するのがベターなのかご教示いただけないでしょうか。
何卒よろしくお願い致します。

境内生
前述しました通り、損益に関係しないのであれば期首の数値を合わせる必要はなく直近の期末を合わせて次期以降から適正に処理してください
できれば期首から期末において2万円の増額が出ているということは期中において預金×× 何かの勘定 ××の仕訳が漏れている原因くらいは調べたほうがいいですね
お返事が遅くなり失礼いたしました。
教えていただいた方法で期末の残高を合わせて
無事に確定申告を終えることができました。
期首から期末において2万円の増額
こちらも仕訳帳を見直して修正しました。
お忙しい中丁寧にお答えいただきありがとうございました。
本投稿は、2021年04月09日 23時32分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。