ガソリン・軽油購入費用の仕訳・会計処理の仕方
個人事業にて会計ソフトを利用しております。
ガソリンスタンドで、ガソリン・軽油(ディーゼル)を給油した時の各々の
仕訳・会計処理はどのようになるのでしょうか?
また、買掛金としての計上も併せてお教えいただけますと幸いです。
よろしくお願い致します。
税理士の回答

回答します
ガソリン代などは「車両費」勘定を使用するのが一般的です。
車両費 ○○○ / 現預金 〇〇〇
「掛」で購入した時は
車両費 〇〇〇 / 未払費用 〇〇〇 となります。
※買掛金は、商品の売買の仕入れや外注費の「売上原価」に対応する項目を「掛」で購入したときの勘定科目になります。

追伸
貴方が消費税の課税事業者で、本則課税を採用している場合「軽油」については仕訳に注意してください。
例えば
軽油 6,500円
内 軽油引取税 1,605円
内 軽油本体価額(税込み) 4,895円 のとき
車両費(課税) 4,895円 / 現預金(又は未払費用)6,500円
車両費(不課税)1,605円 /
となります。 軽油引取税は「租税公課」勘定を使っても構いません。
ご教授ありがとうございます。
軽油に関しての仕訳が間違っておりましたので今後気を付けたいと思います。
併せてほかにもお伺いしたいのですが、よろしいでしょうか?
売掛金の相違に関してです。
売掛金の金額訂正の仕方がわからずお恥ずかしい話、もう何年も金額がずれたままとなっております。その為、貸倒引当金・繰入額は年末に毎年ほぼ決まった業者さんの12月請求分の売掛金額を5.5%繰入計算し、合計額に記載しております。(確定申告書2枚目の○貸倒引当金繰入額の計算)
そうしますと当然ながら貸借対照表の期末売掛金残高と金額が合致しません。
このような金額のズレは毎年申告するにあたって、さすがにいけないのではないかと思い
過去の取引を見直し、間違っている箇所の検討がつく所もあるのですが、それが何年もさかのぼってとなるとどのように訂正してよいかが全くわかりません。今期でまとめて修正する方法等ございますでしょうか?ご教授願えますと幸いです。

回答します
売掛金 1,000 / 売上1,000 に対する「貸倒金」の設定を
貸倒引当金(繰り入れ) 55 / 売掛金 55 とされていたのですか?
本来は
貸倒引当金繰入 55/ 貸倒引当金 55 となりますので、売掛金の残高は変更されないはずですが。
その上で翌期の貸倒引当金の額が60円とした時は
【洗替法】
貸倒引当金 55 /貸倒引当金戻入 55
貸倒引当金繰入 60 /貸倒引当金 60 の仕訳をします。
【差額充填法】
貸倒引当金繰入 5/貸倒引当金 5
この前提で、今期の正しい「貸倒引当金」の額を算出し、期末において、「洗い替え」をするか「充填」をするかを決め正しい貸倒引当金額になるように、仕訳をします。
また、売掛金も同様で、正しい「売掛金」の残高を算出し、今回はみあいの勘定として「貸倒引当金」又は「繰り入れ「戻し入れ」で調整されてはいかがでしょうか。
なお、今回の質問は「新たな質問」になります。
当初の仕訳をどのようにされたかも含めて、新たに質問をされた方が、より多くの先生方から回答を受けられるかと思います。
本投稿は、2021年04月30日 15時20分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。