仕入れに係る取得価格
仕入れに係る取得価格について質問があります。
当月仕入、同月支払いの場合において当社負担で振込手数料を支払った場合には仕訳はどのようになるのでしょうか?
仕入価格 50万
振込手数料 660円
1.仕訳
仕入 50万 / 普通預金 50万
雑費 660 / 普通預金 660
でいいのでしょうか?
また、消費税の個別対応方式においては課税売上に係る課税仕入れでいいのでしょうか?
よろしくお願いいたします
税理士の回答

仕訳は、以下の様になると思います。
仕入 50万 / 普通預金 50万
支払手数料 660 / 普通預金 660
仕入代金の支払に伴う振込手数料は、仕入に伴う付随費用ではないため、消費税の個別対応方式においては課税売上にのみ対応するものではなく、課税売上と非課税売上の両方に共通するものになると思います。
追加の質問ですみません
国税庁で以下の文章を見つけました
課税売上に係る課税仕入の区分に
課税資産に係る倉庫料、運送費、広告宣伝費、支払手数料又は支払加工賃等
と記載がありました
この場合の支払手数料に先程の手数料は入らないのでしょうか?

支払手数料の取り扱いについて、再度国税の見解を確認したいと思います。
ありがとうございます
よろしくお願いいたします

支払手数料について国税に再度確認をしました。国税の見解は以下の様になります。課税売上にかかる商品仕入に伴う費用については、仕入の付随費用だけでなく仕入に関するすべての費用(代金の支払についての支払手数料等)を含むことになります。
従いまして、仕入代金の支払手数料については消費税の個別対応においては課税売上にのみ対応するものになります。回答を訂正させていただきます。
ありがとうございます
ご迷惑をおかけして申し訳ありません

消費税申告において個別対応方式をとる場合は、年間のたくさんのデータの中なら関係するデータを拾うのは非常に大変になるため、発生の都度科目別に関係するデータの金額を記録しておく必要があると思います。
本投稿は、2021年06月06日 21時49分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。