労働保険の仕訳について
昨年、10月に個人事業主として起業しました。
その際に、従業員の労働保険をかけました。
法定福利/現金 25110 労災保険+事業主負担の雇用保険
立替金/現金 4770 従業員負担の雇用保険
で仕訳していました。
それから毎月、雇用保険分を
給与手当/預り金 として仕訳しています。
給与の度に
預り金/立替金 の処理をしていません。
個人ですので確定申告も終えています。
今年の概算、確定保険料は支払いましたが、昨年の立替金、預り金と今年の労働保険の仕訳方法が分かりません。
ご教授願います。
税理士の回答

今年の概算、確定保険料支払の時に、昨年度(3/31現在の残高)の立替金、預り金の相殺の仕訳をすることになります。差額は法定福利費で処理することになります。

中島吉央
立替処理しているなら、本来、以下とすべきだったとと思います。
給与手当 〇円 立替金 〇円
しなかったので、預り金、立替金ともに膨らんでいると思います。
よって、以下の仕訳を追加して消します。
預り金 〇円 立替金 〇円
なお、今後は、立替処理も面倒なので、以下の仕訳がよろしいかと思います。
(労働保険料支払い時)
法定福利費 〇円 現金 〇円
(給与支給時)
給与手当 〇円 法定福利費 〇円
ありがとうございます。
ちなみに、立替金(昨年)よりも預り金(~今年3月)の方が多いです。
預り金 立替金で相殺はできませんが、どうしたらよろしでしょうか。
また、
預り金 〇円 立替金 〇円 は、本日付けで行えばよいのでしょうか。

中島吉央
立替金より預り金のほうが多ければ以下の仕訳とします。
預り金 〇円 立替金 〇円
法定福利費 〇円
今年に労働保険を支払った時の日付で処理すればよろしいかと思われます。
ありがとうございます。
かくにんですが、
預り金 〇円 立替金 〇円
法定福利費 〇円
この処理をした後で今年の
(労働保険料支払い時)
法定福利費 〇円 現金 〇円
(給与支給時)
給与手当 〇円 法定福利費 〇円
ですね。

中島吉央
それで問題ないかと思われます。
今後は、「法定福利費」勘定だけ利用したほうが楽でいいと思います。
立替金、預り金勘定使おうが使わないが、結果的に、法定福利費の金額は一緒だからです。
ご丁寧な回答ありがとうございます。
本投稿は、2021年06月09日 18時35分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。