開業年のハンドメイド材料の仕入高について
こんにちは。
数年前からハンドメイド品の販売を趣味でしていましたが、今年開業届を出しました。
初めての確定申告をする際に、開業前に仕入れた材料については、まとめて仕入高として開業日に記帳するとお聞きしました。
ハンドメイド品は、開業前はスワロフスキーのアクセサリーと天然石のアクセサリーを制作しておりましたが、今年は天然石のアクセサリーのみ制作販売する予定です。
こういった場合、天然石のアクセサリーの材料分のみ仕入高に記帳すればよろしいでしょうか?
もしかしたら来年はまたスワロフスキーのアクセサリーも制作販売するかもしれませんが、その場合は来年、その分を仕入高として1月1日に記帳すればよろしいのでしょうか?
初めての確定申告でよくわからないため、お手数ですが教えていただけますとありがたいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
税理士の回答

天然石のアクセサリーの材料分については、開業日に以下の様に処理します。
(商品)xxxx (元入金)xxxx
そして、販売の都度、以下の様に振替をします。
(仕入)xxxx (商品)xxxx
また、スワロフスキーのアクセサリーについて、来年販売するのであれば、以下の様に処理します。
(仕入)xxxx (事業主借)xxxx
出澤先生、ご回答をどうもありがとうございます。
すみません、教えていただいた記帳方法についてですが、「商品」とかいてありますが、こちらは天然石のアクセサリー、スワロフスキーのアクセサリーのどちらについても、制作した「完成品」についての記帳方法になるのでしょうか?
私がお伺いしたいのは、まだ商品となっていない材料のみの在庫分についての記帳方法なのですが、材料の在庫分についても上記のような記帳方法になるのでしょうか?
お忙しいところお手数ですが、ご回答いただけますとありがたいです。
どうぞよろしくお願いいたします。

商品ではなく材料であれば、以下の様な処理になります。
1.天然石
(材料)xxxx (元入金)xxxx
2.スワロフスキー
(材料仕入)xxxx (事業主借)xxxx
ご回答をどうもありがとうございます。
1についてはわかりました!
2についてですが、他の似たような相談者(白色申告の方)の相談を見たところ、
「過去の材料の在庫の入庫は、使用する分だけになります」ということと、
「今年は使用しない材料を来年以降使用するときは、その時に入庫します」と回答されていらっしゃいましたが、スワロフスキーの方は今年は制作しない予定ですので、上記のように処理してもよろしいでしょうか?
もし白色と青色申告では、過去の在庫の処理方法が違うのでしたらすみません。。
それではお手数ですがどうぞよろしくお願いいたします。

スワロフスキーの方を今年製作しないのであれば、上記のような処理はしません。使用するときに上記の処理をします。
ご回答ありがとうございます。
材料を使用する時に入庫するということで、わかりました!
①もしスワロフスキーの材料を
来年使用する場合は、1月1日付けで
(材料)××× (元入金)xxx
と使用する分をまとめて記帳すれば
よろしいのか、
使用した分をその都度記帳するのか
どちらになるのでしょうか?
②開業日より過去(1,2年前)に制作した
完成品を開業日より後に販売する場合は、
「期首商品棚卸高」は0にはならないのでしょうか?
何度も申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願いいたします。

①もしスワロフスキーの材料を来年使用するのであれば、1/1付で以下の様に処理します。翌年の1/1は開業日でないため、元入金勘定はしません。
(材料)xxxx (事業主借)xxxx
②開業日に完成品を商品として計上するのであれば、期首商品になります。
ご回答どうもありがとうございます!
①についてはわかりました。
ありがとうございます!
②については、期首商品になるということで、
商品の原価で計算すればよろしいのでしょうか?
記帳方法は、最初に教えていただきました
(商品)xxxx (元入金)xxxx
そして、販売がされたら、その都度利益を乗せた売上金額で売上を計上し、計上した商品は仕入原価に振替をします。
(売上)×××× (仕入原価)××××
(仕入)xxxx (商品)xxxx
↓
このように記帳すればよろしいでしょうか?
どうぞよろしくお願いいたします。

②について、期首商品は原価で計算します。記帳は、以下の様になります。
(売掛金)xxxx (売上)xxxx
(仕入原価)xxxx (商品)xxxx
出澤先生、ご回答をありがとうございます!
そのように処理したいと思います。
本投稿は、2021年08月04日 10時09分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。