開始仕訳で売掛金に前年までの売上がどんどん加算されてしまう件について
数年前からクラウド系の会計ソフトで記帳・申告をしている個人事業主です。
質問ですが、次年度繰越をすると「開始仕訳」で「借方勘定科目」に「売掛金」として前年・前々年と毎年の「売上の合計金額」が表示され、「貸方勘定科目」にも同じく「売掛金」の項目で同額が表示されます。
借方・貸方のプラスマイナスに影響せず決算書にも表記されませんが、毎年膨れ上がるこの謎の売掛金が気になり、本年度の繰越時にはソフトの編集機能を使い手動で両科目の売掛金とも削除しました。
これは間違った処理だったでしょうか?年末が近づくにつれ不安になっています。
ご解凍の程どうぞ宜しくお願い致します。
税理士の回答

理論的には、前年度の貸借対照表科目の残高が、すべて正しく本年度の期首に繰り越されていれるのであれば、問題なものと思われます。
教科書的なことを言うと、開始仕訳は、前年度の貸借対照表の勘定残高を次年度に繰り越すための仕訳であり、貸借対照表の前年度の残高の金額のみを記帳すればそれで問題ないことになっているからです。
ただ、会計ソフトの設計上、上記のようにしないと、例えば、前年度の損益と当年度の損益の比較ができないことになっているなどのことがあるかもしれないので、そこは会計ソフトの会社に確認が必要だと思います。
早速のご回答ありがとうございました。私の入力ミス等の疑いもありましたので最初の段階でソフト会社に問い合わせ致しましたが分からず終いでモヤモヤしておりましたので安心致しました。
ありがとうございました。
本投稿は、2021年10月01日 04時44分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。