償却途中のパソコンを売却し売却益が発生した場合の仕訳方法について
個人事業主です。
償却途中のパソコンを売却した際に、未償却の残高よりも高く売れたことで売却益が出た場合の仕訳方法について、自分なりに調べて以下のように仕訳を行ったのですが、間違いはありませんでしょうか?
簡単のため、例として400,000円で2018年1月に購入し、4年間の定額法で償却、2020年12月末に売却したとします。
利用期間は3年なので、未償却残高は100,000円です。
200,000円で売却し、手数料や送料などを引いた結果175,000円が手元に入ってきたとします。
借方 貸方 摘要
普通預金 売却金額
175,000円
事業主借 売却益
75,000円
工具器具備品 固定資産の未償却残高
100,000円
この例だと手数料や送料などを引いた分を売却金額としているのですが、それらを引かずに仕訳にも入れるべきかが分からず困っております。
ご教授いただけますと幸いです。
税理士の回答

丸山昌仁
回答します。
概ね正しいと思います。但し、ひ手数料の仕訳が必要です。
貸方に手数料25000、借方の事業主借を200000にすれば、手数料の経費を表に出せます。
20万円で売れたので、売却金額は20万円、原価10万円、経費2.5万円となります。あなた様の考え方は概ね正しいと思います。

丸山昌仁
回答します。
事業主借は100000円です。
早速ご回答いただきありがとうございます。
やはり手数料の入力も必要なのですね。
1つ気になるのは、実際に口座の残高が増えたのは手数料を引いた金額という点です。
以下のように売却金額を事業主貸に変更し、別で手数料を引いた金額175,000円を事業主借にして口座残高を増やす仕訳を行うというのが良いでしょうか?
借方 貸方 摘要
事業主貸 売却金額
200,000円
支払手数料 売却手数料
25,000円
事業主借 売却益
75,000円
工具器具備品 固定資産の未償却残高
100,000円

丸山昌仁
考え方はあっていると思います。
売上20万円、原価10万円、手数料2.5万円、利益7.5万円であれば問題ないと考えます。
安心いたしました。ご回答いただきありがとうございます。
本投稿は、2022年02月22日 00時31分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。