水道光熱費・インターネット費 家事按分での仕訳について
2021年6月より個人事業主にて、事務業務の請負業を行っております。
青色確定申告をしようとしており、仕訳に間違いがないかお伺いしたいです。
また、決算時に仕訳はないと思ってはいますが、ありましたら一緒にご教示ください。
前提
・口座を分けず、個人のクレジットカードにて支払いをしています。
・勤務時間数にて、家事按分を実施しております。(20%にて按分)
・会計ソフトは、フリーウェイ経理の無料版を使用しています。
■水道光熱費(電気代のみ経費計上予定)
検針日:毎月17日
引落日:翌々10日(6月分⇒8月10日)
↓
仕訳例 6/17分
(借方)水道光熱費 2,000円 (貸方)普通預金 10,000円
店主貸 8,000円
■インターネット費
締め日:毎月月末
引落日:翌々10日(6月分⇒8月10日)
↓
仕訳例 6/30分
(借方)通信費 2,000円 (貸方)普通預金 10,000円
店主貸 8,000円
また、仕訳後に損益計算書を確認してみると、この費用合計金額が「売上原価-製品製造原価」に表記されています。
何か間違えて入力してしまっているのでしょうか?
簿記の知識があるのですが、実務とのギャップに苦戦しております。
どうぞよろしくお願い致します。
税理士の回答

水道光熱費と通信費を「製造原価明細書」の部分で入力してしまっていると思われるので、「販売費及び一般管理費」のところで入力するように改める必要があります。
両者とも同じ科目名なので、区別がつきづらいですが、入力時には注意が必要です。
早速のご連絡ありがとうございます。
ご指摘いただいたとおり適正なコードにて入力後、
無事、販管費にて反映されました。解決しました。
再度の質問で申し訳ございませんが、
経費の各仕訳は、間違いないでしょうか?
毎月の単位で仕訳をしていますが、未払金にて処理した方が適正なのでしょうか?
どうぞよろしくお願い致します。

理論的には未払金を毎月立てるべきですが、煩雑になるので、普段は上記のように処理していおいて、
決算の最後の時だけ、その期の分の未払をたてて、
(借方)通信費 2,000 (貸方)未払金 10,000
(借方)事業主貸 8,000
として、支払った時に
(借方)未払金 10,000 (貸方)普通預金 10,000
とすれば大丈夫だと思います。
仕訳の確認、ありがとうございます。
「決算の最後の時」とは、下記のように認識いたしましたが、間違いないでしょうか?
■水道光熱費(6~11月の毎月17付けにて仕訳)
6/17~11/17
(借方)水道光熱費 2,000円 (貸方)普通預金 10,000円
店主貸 8,000円
12/17のみ
(借方)水道光熱費 2,000円 (貸方)未払金 10,000円
店主貸 8,000円
■インターネット費
6/30~11/30
(借方)通信費 2,000円 (貸方)普通預金 10,000円
店主貸 8,000円
12/31のみ
(借方)通信費 2,000円 (貸方)未払金 10,000円
店主貸 8,000円
*******************************
支払い時(翌々月10日引き落とし)
2/10
(借方)未払金 20,000円 (貸方)普通預金 20,000円
⇒そのため、令和3年分の貸借対照表「未払金」勘定には、
12月分の水道光熱費+通信費の金額(20,000)が計上されている。
どうぞよろしくお願い致します。

おっしゃる通りです。
そうすれば、毎月未払を立てるのと同じ結果になり、事務を省略できることになります。
理解いたしました。
何度も質問に答えていただき、ありがとうございました。
本投稿は、2022年02月28日 17時42分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。