中小企業退職金共済(中退共)の掛金払い込み時の会計処理について
中小企業退職金共済(中退共)の掛金を払った時の会計処理ですが、
こちらは経費に計上することが一般的だと思いますが、積立金のような取扱いとして資産に計上することも可能なのでしょうか?
倒産防止共済の掛金については、経費か資産のどちらに計上するかを任意で選択できるようなのですが、中退共についても同様に選択が可能かを確認したく、質問させていただきました。
宜しくお願い致します。
税理士の回答

安島秀樹
倒産防止共済は事故が起きたときなど会社にお金が戻ってきますが、中退共は会社にお金が戻ってこないと思います。外に積み立てたお金の権利は労働者にあると思うので、会社の資産に計上するのは無理があると思います。
安島先生
ありがとうございます。
中退共は資産計上はできないんですね。
大変参考になりました。

安島秀樹
退職金の会計(退職給付会計)については公的団体から基準がでていると思います。外部の積み立て機関に拠出した掛け金は費用処理ということも書いてあります。どの会社もこの基準でやるのが一般的なのだろうと思います。中退共の掛け金のこともでていると思います。「退職給付会計 中退共 掛け金」などでたくさん解説記事がみつかると思います。
安島先生
ありがとうございます。
ご教示いただいたキーワードで検索してみると、確定拠出制度として扱うため、費用処理になるようですね。
重ねてお礼申し上げます。
本投稿は、2022年08月10日 17時59分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。