古家付き土地の購入 取得価額の計算について
いつもお世話になっております。
伝統的建物群保存地区にある古家付き土地を購入しました。
建物、土地の取得価額を求めるにあたり、下記の2点についてお教えいただけませんでしょうか。
【取引の内容、金額等】
①売買金額 3,000,000円(建物1,000,000円、土地2,000,000円)
②固定資産税精算金 1,500円
③仲介手数料 330,000円
④印紙代 1,000円(契約書貼付)
⑤登記費用 155,000円(司法書士報酬、登録免許税)
⑥火災保険料 25,000円
【ご質問1】
②③を固定資産税評価額で按分計算しようとしたところ、建物の評価額が0円でした。(土地は1,705,000円)
この場合、どのように計上すればよいのでしょうか。売買金額の割合で按分計算しても良いのでしょうか。
【ご質問2】
④⑤⑥は取得価額に含めなくてもよい支出と認識しておりますが、合っていますでしょうか
。
以上でございます。
お手数をおかけ致しますが、何卒宜しくお願い致します。
税理士の回答

こんにちは。
②③について、建物の固定資産税評価額が0円であるために按分計算ができない場合には、売買代金に基づく按分計算をして差し支えないものと思われます。
金額が僅少ですので問題となることはないかと思われますが、建物の固定資産税が0円ということでしたら、固定資産税の清算金はすべて土地に対するものであると推察されます。この場合には1500円の全額を土地の取得価額に含めることも可能でしょう。
④⑤⑥は取得価額に含める必要はありませんので、状況に応じて費用処理してください。

鎌田浩司
②について、
建物の評価額が0なら、②は全額土地になります。
③と④は買入金額で按分し、取得価額に含めてください。
⑤は業務用と非業務用で扱いが違います。
業務用なら、必要経費に算入。
非業務用だと取得費に算入します。
ご回答ありがとうございます。
売買金額の割合で按分計算いたします。
業務用での購入ですので、登記費用は必要経費として計上いたします。
ありがとうございました。
本投稿は、2024年11月24日 08時35分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。