「建物の資本的支出」と「建物附属設備」の違い
「建物の資本的支出」と「建物附属設備」の違い・境界線って何なのでしょうか?
税理士の回答
髙畑智子
建物は土地の上に建てられた工作物のこと。
建物附属設備は建物に付属して機能している工作物のことで、建物に附属して使用される電気設備や冷房設備を言います。
畑中達司
勝手ながらご質問の主旨は、建物内に施した工事が「建物の資本的支出」に該当するか、「建物付属設備」や「器具及び備品」に該当するか、の判断基準を問われているのではないか、と推察されます。
不動産賃貸業をされている方は、よく畳の交換やクロス張替えのほかに、水回りの工事やキッチンの工事をされる場合があり、その際明らかに電気設備や給排水設備、衛生設備であれば「建物付属設備」に該当するようになります。
注意が必要なのは、ユニットバスとかシステムキッチンといった建物(壁の一部)を構成する設備です。
過去の裁判で、「当該建物と物理的・機能的に一体となったものについては、建物の耐用年数が適用され、他方、構造上建物と独立・可分であって、かつ機能上建物の用途及び使用の状況に則した建物本来の効用を維持する目的以外で設置されたものは、「器具及び備品」に関する耐用年数が適用される」と解して、本件ユニットバスは建物の耐用年数が適用されるとしたものがあります。
ここで示された、建物と一体・不可分であるか否か、建物の本来の効用を維持するものか、で判断されるのが良いと思います。
本投稿は、2026年04月14日 16時29分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。







