棚卸資産の評価方法について
よろしくお願い致します。
①ある未上場企業の確定申告書(含む決算書)を見た場合、どの箇所に着目すれば、その企業が採用している棚卸資産の評価方法がわかりますでしょうか。
②業種によるのかもしれませんが、一般的に中小企業はいずれの評価方法を採用することが多いでしょうか。
税理士の回答
⓵決算書の個別注記表の棚卸資産の評価方法になります。
⓶多くの中小企業は棚卸資産の評価方法の届け出をしていない場合が多いので、法定評価方法である最終仕入原価法になると思います。

特別な理由が無ければ、通常は、最終仕入原価法の採用が一般的です。
⓶につきましては採用というより、棚卸資産の評価方法の届出書を提出しなければ、法定評価方法の最終仕入原価法になることを中小企業側が知らない場合が多いため、税務上の評価方法である最終仕入原価法を決算上の評価方法としている、というのが実情だと思います。
2名の先生よりありがたいご回答頂きましたが、2回もいただいた先生をベストアンサーとさせていただきます。ありがとうございました!

提出しない、知らないからではなく、最終仕入原価法が、実務に即した最適な評価方法と思います。
本投稿は、2018年06月30日 23時43分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。