引越しの前払い家賃などの総額が30万以上になる場合
個人事業主をしているのですが近々引越しをします。
引越し時に以下の費用を不動産屋に支払います。
・月の家賃13万円の二ヶ月分(一ヶ月は前払い)
・礼金1ヶ月分
・敷金は今回なし
・仲介手数料が10万円
合計で49万円を支払います。
敷金は後で帰ってくるのでそもそも経費にならないと認識しておりますが、
それ以外は経費になるかと思います。
ただ合計が30万円を超えてしまうのですが、減価償却の対象になるのでしょうか?
※今まで減価償却するほどの高額な経費がなかったもので、そもそも減価償却をしないといけない場合の前提を誤って認識しているかもしれません。
通常であれば毎月の経費として家賃を一ヶ月づつつけているのですが、この様にまとめて支払う場合にどうしたものかと疑問に思っての質問です。
よろしくお願いします。
税理士の回答
ご相談の場合には総額で判断するのではなく、個々の取引ごとに仕訳を起こしますので、次のようになります。
1.家賃のうち当月分は支払家賃として経費に、翌月分は前払費用として資産計上し翌月に経費算入します。(翌月分の家賃につきましては継続処理することで支払時の経費にすることも可能です。)
2.礼金は契約期間に応じて経費処理しますが、20万円以下の場合には支払時の経費とすることも出来ます。
3.敷金は資産計上ですが、今回は支払がないようですので省略します。
4.仲介手数料は全額支払時の経費になります。
以上、ご参考になれば幸いです。
分かりやすいご回答ありがとうございます。
確かに他の支払い時でも一度に支払っても商品ごとに計上しますね。
そして前払い分が資産計上というのも全くまだ知らない事だったので、より勉強しておきます。
ありがとうございました。
本投稿は、2016年07月31日 11時48分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。