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貸借対照表の減価償却、長期借入の左右バランスについて

太陽光発電をローンで購入しました。
初年度は1/2の特別償却を行い、翌年度から毎年定額の減価償却を行っています。

貸借対照表の左側「固定資産」(減価償却後)の金額と
右側「長期負債」借入金(残高)金額が同じにならないのは
何が間違っているのでしょうか?
(別の科目で左右バランスをとるために調整が必要でしょうか?)

例)
<固定資産 >                                         <固定負債>
・機械装置;1000万                             ・長期借入金残額  800万
・減価償却累計額:-500万
                         :500万円

左右対象の貸借対照表において
300万の差についてはどのように埋めるかがわかりませんでした。
ご教示いただけますと光栄です。

税理士の回答

右側「長期負債」借入金(残高)金額が同じにならないのは

何が間違っているのでしょうか?
間違っていません。資産の減価償却費=借入金の返済金額ではないはずだからです。
減価償却の仕訳は、減価償却費500万円/減価償却累計額500万円ですが、減価償却費は損益科目です。
何かで調整するのではなく、一つ一つ正しく仕訳をしていくことで解決します。

前田様

ご丁寧にありがとうございます。
<固定資産>
・機械装置;1000万  減価償却累計額:-500万
 500万

<固定負債>
長期借入金(残債)  800万

このような記載でいいのでしょうか?

バランスシートは総合計で左右同じになるはずですが
差額の300万円が資産部の何に当たるのかがわかりませんでした。

こちらの説明がわかりづらく恐縮です。

差額の300万円は減価償却費に含まれて損益計算書に反映され、個人事業者であれば貸借対照表の青色申告特別控除前の所得金額に、法人であれば貸借対照表の純資産の繰越利益剰余金に反映されます。
バランスシートを個別に修正するのではなく、バランスシート(貸借対照表)は個別の仕訳の集計によって作成するものです。

ご回答ありがとうございます。
私は個人事業主になりますので
具体的には、この固定資産ー負債残額=-300万円が
「資産の部」のなんという項目になるのでしょうか?
相対する、項目とどこに入るのかが不明です。

ご教示お願いします。

300万円がダイレクトに反映されるのか具体的に見ないとわかりませんが、青色申告特別控除前の所得金額です。

先程も記載していますが、貸借の差額を貸借対照表上で修正するのではなく、仕訳から損益計算書も合わせて作成しないとご理解いただけないと思います。
つまり、一定の簿記の知識がないと理解できないということです。

こちらで回答させていただくには限界がありますので、具体的な事象を以て税務署の記帳相談をご検討ください。

本投稿は、2020年11月24日 11時48分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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