固定資産計上について
工具器具備品、耐用年数5年で購入した備品があります。
現在、2年目なのですが備品が壊れました。修理するより交換したほうが安いとのことで交換するのですが、質問です。
この場合、処理として、例えば現在の簿価が30万。交換費用が15万だとすると会計処理はどのような仕訳になりますか?現在の簿価30万+15万として固定資産計上するのか?それとも15万単独で計上するのか?
もう一点追加として、協力会社が費用を15万のうち5万は払う場合。
当社に支出は10万です。
同様にどのような処理が正しく、得するか?
ご教授頂けたら幸いです。
税理士の回答
文面からわかる範囲で回答します。
当社とご記載ですので法人であり、交換とのことですので、壊れた備品は廃棄し新たに備品を取得する前提です。
また、協力会社が5万を支払うが貴社が所有し使用するという前提です。
壊れた備品 固定資産除却損30万円/工具器具備品30万円
新たに取得する備品 工具器具備品15万円/現金預金10万円、雑収入(受贈益)5万円
正しい処理をすることで、損得は関係ないと思います。
ご回答ありがとうございます。
只、厳密に言えば二つある部品を合わせ一つの機械として動くものになります。
今回はその一つが壊れ交換となりました。
固定資産の計上は一式として合わせて当時計上しています。
今更分割しての処理も手間なので、教えて戴いた処理か、修繕費かで処理するしかないと思いますがいかがでしょうか?
当初のご質問にご記載のないことなので、前提が異なりますから回答も異なります。
一式で計上していても、一つ当りの取得価額が明らかであれば帳簿価額も明らかですので、固定資産の一部除却はできます。(法人税法基本通達7-7-6)
壊れた備品のうち15万円のみ除却損を計上します。
正しい処理は、取得価格がわかれば壊れた部品を除却して、新たに交換した部品を新たに資産計上するということですね。
別件で一つ伺いたいのですが、成形木型(当社の製品を作る上)を購入した場合も金額が10万円以上だったら固定資産に計上するのでしょうか
固定資産計上となりますが、青色申告の中小法人であれば取得価額30万円未満(年度で300万円まで)は少額減価償却資産として取得した事業年度に全額減価償却ができます。
異なるご質問は改めてお願いします。
本投稿は、2021年02月26日 10時32分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。