勘定科目の違いで質問です。
医療法人の勘定科目で未払費用と買掛金を使用しています。
2つの科目を区別するには何が基準で考えればよろしいでしょうか?
税理士の回答

こんにちは。
一般的な簿記の観点から回答させていただきます。ご参考までにお読みください。
未払費用は基本的には見越に使う勘定科目です。
たとえば、借入金の支払利息について、利息の支払日が未到来の分まで見越計上する場合などに使用します。
これに対し、未払金は確定債務について使用する勘定科目です。
先にモノを買って支払はまだのような場合です。
よって、対比するならば未払金と買掛金という形になると思います。
買掛金は本業で使用するいわゆる仕入に対応する勘定科目です。
つまり、仕入れたものが売り物となったり、提供するサービスとして費消されていくものを掛けで買った場合に使う勘定科目です。
一方、未払金は固定資産など、役務提供のための道具等、そのものは売り物ではないが、事業のために必要なものを買ったときに使用する勘定科目です。
以上、ご参考になれば幸いです。
ご回答ありがとうございました。
本投稿は、2018年03月29日 14時35分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。