開業日前の各種仕訳について
開業日前の勘定科目・仕訳がわからず混乱しているため、ご回答よろしくお願いいたします。
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個人事業主としての不動産賃貸業を始めました。青色申告です。
不動産(土地・建物)の引き渡しが2025.2.28であったため、開業日も2025.2.28にしました。
①ただ、不動産の引渡し前の2024.12.24に手付金(前渡金)を100万円を渡しています。
通常、引渡日の2025.2.28に貸方に移動し前渡金の残高0円になるかと思います。
開業日前のため勘定科目がわかりません。
もし「開業費」となる場合、引渡日の仕訳がわかりません。
どういう仕訳になるでしょうか?
②同2024.12.24に売買契約書に貼る収入印紙3万円を購入しました。
費用ではなく土地・建物に按分したいのですが開業日前のため勘定科目がわかりません。
「土地・建物」として減価償却していくのではなく「開業費」として償却していく(していくしかない)のでしょうか?
③2025.2.6~20にかけて850万円ほど私用の口座から事業用の口座に資金を移しました。
開業日前ですが、どういう仕訳になるでしょうか?
④2025.2.7に個人事業主用クレジットカード作成のための0.2万円費用が引き落とされました。
開業日前ですが、どういう仕訳になるでしょうか?
(「開業費0.2万円/?0.2万円」?)
税理士の回答

古賀修二
以下、全て開業日2/28に仕訳してください。
①前渡金 1,000,000 / 現預金又は事業主借 1,000,000
土地建物 1,000,000 / 前渡金 1,000,000
②取得のための費用として土地建物に含めて差し支えありません。
開業費(租税公課)としても差し支えありません。
③普通預金 8,500,000 / 事業主借 8,500,000
④開業費(支払手数料等) 2,000 / 現預金又は事業主借 2,000
ご回答ありがとうございます。
①~④の「事業主借」を「元入金」にすると間違いでしょうか?
どちらでも可である場合、メリット・デメリットはありますでしょうか?

古賀修二
元入金は基本仕訳する勘定ではないので事業主借で仕訳してください。
わかりました。
とても勉強になりました。
ありがとうございます。
本投稿は、2025年06月15日 00時16分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。