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法人なりしたあとの棚卸し資産の仕訳

法人なりをし、個人事業時代の在庫を引き継ぎます。
そのまま現物を出資した際の、個人・法人の記帳仕訳を教えてほしいので、よろしくお願いいたします。
ちなみに、法人へは現金で計上でなく、長期借入金にてのせたいと思っています。

税理士の回答

 現物出資の場合は簡単に記載すると
 個人  出資金〇〇 / 商品 〇〇
 法人  商品 〇〇 / 資本金〇〇  となります。
 現物出資の場合は、「財産引継書」を作成することとなります。
 また、定款にもその旨の記載が必要になります。
 詳細は、司法書士先生に業務の範疇となるため、明確な回答ができず申し訳ございません。 

 なお、当初現金出資で法人を設立したのち、個人事業から法人へ「在庫」を引き継ぐことも可能です。(簿価で引き継ぎます。)
 ただしこの場合は、個人は法人に「在庫」を売却した形になりますので、所得は発生しませんが消費税の納税が発生する可能があります。
  設立の日に次のような仕訳をします。
 個人  貸付金〇〇 /商品 〇〇
 会社  商品 〇〇 /貸付金〇〇  参考にしてください。

米森先生、ご回答ありがとうございます。
在庫の売却として仕訳をした場合、貸付金を現金で戻さず、そのまま残して廃業届け出してもOKでしょうか?

 収益がその後発生しないので、大丈夫だと思います。

法人なりした場合の在庫の引き継ぎは次のいずれか大きい金額で法人へ売却する事になります。
・仕入値
・通常の販売価額の70%相当額
仕訳は、下記の様になると考えます。
個人の仕訳
(事業主貸)/(売上高)
法人の仕訳
(仕入高)/(借入金)

米森先生、ご回答ありがとうございました。
参考にさせていただきます。

山中先生、ご回答ありがとうございました。
個人の仕訳で、事業主貸を使ったほうが、しっくりあうので、この仕訳にて記帳したいと思います。

本投稿は、2019年06月08日 10時59分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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