[勘定科目]売上時の送料仕訳について - 税理士に無料相談ができるみんなの税務相談 - 税理士ドットコム
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売上時の送料仕訳について

個人事業で物品販売の際の仕訳について質問します。

お客様から預かる送料を売り上げに入れる仕訳と、立替金払い等の勘定科目を利用する方法があることは理解しております。

当方、消費税の課税事業者ですが、簡易課税の方が本則よりもメリットが大きい状況ですので、簡易課税を選択しています。また今後も売上5000万円を超える等での本則課税にすることは想定しておりません。
簡易課税での消費税節税のため、できるだけ売上高を小さく出しながらの適正記帳をしているところです。売上にぜんぶまとめて処理した方が楽で、問題ないことは承知しているのですが、あえて売上に含めない方法での記帳を教えてください。

1、お客様の注文に応じ10,000円の商品を、送料1,000円で発送する。
   この際、送料は宅配便で未収扱い、月末締めで、翌々月5日口座引き落とし。2、発送後、約ひと月たってから入金。事業用の口座への振り込み。
3、宅配便業者での未収金が、ひと月分まとめて事業用口座から引き落とし。・
時系列としておおむね1→2→3の順となっています。

立替金の勘定科目をどのように使えばいいのか、しかしお客様からの入金の方が宅配業者への支払いより先なので預り金なのか、はたまた仮払い勘定を使うのか、未収金、未払金なのか、こんがらがってわからなくなりました。
また、2や3のタイミングが年度をまたいだ場合はどうなるのか、ご教授いただきたくよろしくお願いします。

税理士の回答

お客様から送料のマージンを一切もらわないということであれば、以下のようになるかと思われます。

1.商品発送時
(借方)売掛金 10,000 (貸方)売上高 10,000
(借方)立替金  1,000 (貸方)未払金 1,000
立替金はお客様に対するもので、未払金は宅配業者に対するものです。

2.代金回収
(借方)普通預金 11,000 (貸方)売掛金 10,000
                 立替金  1,000
ここで立替金勘定は相殺され、ゼロとなります。

3.宅配業者への支払い時
(借方)未払金 1,000 (貸方)普通預金 1,000
業者への支払いで一連の取引が完結します。


早速の回答ありがとうございます。

借方、貸方で右左とごちゃごちゃになっていたものがすっきりしました。
これで適正記帳での作業が進みます。

本投稿は、2019年12月16日 05時51分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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