イラスト販売の仕訳について
ネットにてイラストを販売しております。
いくつか質問があるのですが...
イラストレーターは製造小売業になるのでしょうか?
もし製造小売業なら紙やペンは仕入れで計上していたのですが材料費になりますか?
てっきり製造とは関係ないと思ってしまい、製造原価に対応してないソフトを使ってしまいました。
期首期末に未使用で残っている紙やペンには
期首材料棚卸高、期末材料棚卸高
完成途中の製品については
期首製品棚卸し高 期末製品棚卸高
など細かく書かなければいけませんか?
それとも期首商品棚卸高、期末商品棚卸高だけで良いのでしょうか?
教えて頂けたら助かります。
税理士の回答
お答えします。
原価を用いない形の経理でも問題ありません。
画材などは消耗品費で計上すれば良いと思います。
期末で、封を切らずに、手元で在庫している場合には、正しい会計では、「貯蔵品」という資産勘定に振り替えて、翌期に繰り越します。
完成途中の作品を、仕掛品で期末の棚卸で計上するか否かについては、全体の売上や費用の金額と比較して、大きなウエイトを占めるようなものであれば、決算数字に重要な影響がありますから、仕掛品、半製品などに振り替えて期末在庫(資産勘定)にして、当期の粗利を計算するというのは、正しい会計方法ですが、事業全体の規模をみて、棚卸にする金額を見て、重要性が低いと判断できる場合には、簡易な方法で会計処理していても直ちに問題にはならない場合もあると思います。
個人の事業所得者の会計については、大企業で要求されるような厳格性までは要求しないのが一般ではあります。
以上お答えでした。
本投稿は、2017年01月27日 15時56分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。