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顧客への現金渡す際の勘定科目

通信業で、個人宅へのインターネット回線の販売提案を行っております。
他社の回線(例えばNTT光)から、弊社の光に切り替えをいただいたお客様へ、お客様に発生する違約金の補填として、返金を行う場合(NTT光の違約金が20000円発生→20000円補填にてお渡し)勘定科目は、接待交際費でよろしいでしょうか?
ご回答よろしくお願いします。

税理士の回答

こんにちは。他社回線から切替していただいたお客様へ、一律キャッシュバックをされているなら、売上割戻が適当ではないでしょうか。売上割戻しとは、購入意欲促進のためによく行われますね。販売した貴社は、売上値引と同じように売上高からの減額処理をします。お使いの会計ソフトがあるならば、勘定科目の設定欄にて確認されてみてください。基本勘定科目が用意されております。

こんにちは。
曽田様、ご返答ありがとうございます。
会計ソフトfreeeeを使ってるのですが、
言われた売上割戻という勘定科目がありませんでした。
売上値引でもよろしいのでしょうか?

調べてみましたら、
販売促進費でもいいかなと思ったのですが大丈夫でしょうか?

販売促進のための費用だと思いますので、
「販売促進費」で結構かと思います。

よろしくお願いいたします。

ご質問者様、
freee認定アドバイザーの曽田です。

会計freeeでは、「売上割戻し高」の勘定科目もご用意があります。
メニューバー→設定→勘定科目の設定→勘定科目の一覧→売上割戻し高→クリックして、「使用する」にチェックを入れてください。
大抵の勘定科目が用意されていますので、表面上でてこないときはこのように使用すると設定してください。

また改めて勘定科目を調べなおしてみました。
手許にある勘定科目便覧では、売上値引高は、正確には納入物品の品質不良等による値引高をいい、売上割戻高は、正確には売上高が一定額を超過した場合得意先に交付する割戻額等をいうとあります。

最近では、この意味合いが独り歩きをして、様々な用いられ方をされることも多く、特売を行う際、メーカーが販売促進を狙い支払う割戻や、協賛金や販促協力金の性質を持つ契約でも割戻扱いになる場合があります。

もともとの正確な意味合いからは、ご質問者様の調べた通り販売促進費でよろしいかと思います。
何卒宜しくお願い致します。

多田様、ありがとうございます。

曽田様、ありがとうございます。
freeeの勘定科目追加など、教えていただきありがとうございます。
大変参考になりました。

本投稿は、2021年02月27日 08時51分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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