仕入と売上の仕訳について
自宅エステサロンをしている個人事業主です。
仕入と売上の仕訳についてご教示ください。
化粧品メーカーAと取引をしています。
このメーカーは、
①お客様がネットで商品を発注し、代金は全額メーカーAに支払われる。
②メーカーAがお客様に商品を届ける。
③翌月末に商品代金の*%(商品により異なる)がメーカーAより店に振り込まれる。
という仕組みです。
ただ、エステに来てその場で商品を持って帰りたいお客様のために、私自身を顧客登録して商品を購入し、販売用として用意しています。
その場合の仕訳は、
例)定価10,000円の商品
①私が定価で商品を購入
仕入10,000円 | 普通預金(or現金)10,000円
②お客様が定価で商品を購入
普通預金(or現金)10,000円 | 売上10,000円
③メーカーAより私の口座に振り込み
普通預金(or現金)4,500円 | 売上4,500円
で、合っていますでしょうか?
1つの仕入に対して、2回売上をたてることに違和感があります。
ご教示どうぞよろしくお願いいたします。
税理士の回答

丸山昌仁
回答します。
確かにあなたの仕入、売上計上は問題があります。
商品10000/普通預金10000 あなたが商品を入手
普通預金10000/商品10000 入手した商品をお客様へお渡し
普通預金4500/売上4500 手数料収入
あなたが商品を預り、それをお客様へ渡しただけという仕訳です。
又は、仕訳不要でも差し支えないとも考えます。しかしながら、預金か現金の動きがあるなら仕訳した方が後から確認するためにも必要かと考えます。
丸山昌仁 様
お忙しい中ご回答いただきありがとうございます。
「商品」という勘定科目を使うということは分記法で仕訳するということでしょうか?
やよいの青色申告オンラインを使っているのですが、「商品」という科目はありませんでした。

丸山昌仁
そうですか。勘定科目は特に商品でなくても問題ありません。
単に売上、仕入勘定を使用すると、あなたが販売していないのに売上がカウントされることは問題だと考えただめです。
この考え方は、お客様がメーカーから商品を購入するという仕訳です。
したがって、あなたのところでは、商品が通過しただけ、メーカーとお客様の間の取引を意味するためです。このため仕訳不要とも考えました。
但し、心配なのは、メーカーはあなたが購入した、すなわちあなたに対する売上であるとカウントする場合です。
そうすると、最初にあなたが説明どおり、あなたの仕入、あなたからの売上、そしてメーカーからの手数料収入という仕訳になります。
この点だけは、メーカー側に確認する必要があると考えます。
ご返信ありがとうございます。
心配なのは、メーカーはあなたが購入した、すなわちあなたに対する売上であるとカウントする場合です。
上記に関して、何故メーカー側の処理によってこちらの処理が変わるのでしょうか。
ご教示いただけたら幸いです。

丸山昌仁
あなたが購入したと処理されると、あなたの仕入となります。
そうすると、あなたがお客に対し売上を計上するとともに、手数料収入も計上することになります。
承知いたしました。
確認してみます。
どうもありがとうございました。
本投稿は、2022年03月28日 13時54分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。