製品加工の棚卸について
無償で主原料の支給を受け、当社で加工(一部対応できないところは当社から外注に出す)している取引があります。副原料や包装資材を当社で仕入れる場合もあります。
この加工により出来上がった製品が、決算日現在まだ引き渡せていない場合、
在庫に計上しようと思うのですが(実際に翌月引き渡し時に売上を請求しています)、棚卸はどのような科目で、どの金額を載せるのでしょうか?
当社は自社製品もあるので、それらは「製品」勘定を使用しています。
製造は終わっていますので「仕掛品」ではないと思うし、自社製品でもないので「製品」勘定でもないように思います。
ちなみに請求は、加工代金として1個あたりの単価×個数で請求しています。
また、当社でできない加工は、外注加工費として外注先から請求があった月に既に計上しています。
この外注費についても、棚卸しなければいけないと思います。
どのような科目で、どのように算定すべきでしょうか、お願いいたします。
税理士の回答

①科目は「製品」でよいかと思います。金額は原価計算をおこなって、一個当たりの加工費を計算し、その金額で棚卸をすることになるものと考えられます。
②外注先に加工を依頼している部分についても、期末に完成して残っているものは、科目は「製品」になると思います。棚卸金額は、①同様、原価計算を行い、1個当たりの加工費を計算し、その金額で棚卸をすることになると思われます。なお、外注加工費は売上原価の内訳科目とし、棚卸金額だけ、製品に振り替える必要があるものと考えます。
お礼が大変遅くなり申し訳ございません。
大変わかりやすい解説で、ありがとうございました。
そのように処理します。
お礼が大変遅くなり申し訳ございません。
大変わかりやすい解説で、ありがとうございました。
そのように処理します。
本投稿は、2022年05月11日 15時43分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。