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法人における決算翌月の不動産賃貸料収入の計上と仕訳について
当社は不動産賃貸業主体の株式会社で、去る9月に第1期を終えました。
入居者との契約では、当月(10月)分の賃貸料を前月(9月)末日までに支払うこととしていますが、実際は管理会社を経由して当月(10月)に振り込まれます。
法人税基本通達2-1-29を見ると、10月分の賃貸料は「前受けに係る額」として翌期(第2期)の益金に算入すると読めますので、この10月分の計上と仕訳についてお聞きしたいと思っております。
会社への10月分賃貸料の入金が契約どおり9月末にあれば、(借)普通預金(貸)前受収益の仕訳で分かりやすいですが、管理会社経由で10月に入ってからの入金なので、混乱しています。
上記の場合の仕訳について、教えていただけるとありがたく存じます。
■案の1 ※未収収益と前受収益を同時に計上するのはおかしい?
決算整理仕訳 :(借)未収賃貸料100万円 (貸)前受賃貸料100万円
期首再振替仕訳:(借)前受賃貸料100万円 (貸)未収賃貸料100万円
10月入金時 :(借)普通預金 100万円 (貸)不動産賃貸料100万円
■案の2 ※そもそも前受収益の計上は不要?
決算整理仕訳 :仕訳なし
期首再振替仕訳:仕訳なし
10月入金時 :(借)普通預金100万円 (貸)不動産賃貸料100万円
税理士の回答
本投稿は、2017年10月11日 15時30分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。