概況書月別の売上高等の状況、仕入金額の記載方法
表題の件について、記載すべき金額は純粋な仕入の金額で宜しいでしょうか。
それとも在庫反映後の原価を記載すべきでしょうか。
税理士の回答

概況書(青色申告決算書の付表)における「月別の売上高等の状況」の仕入金額の記載については、純粋な仕入金額を記載するのが基本です。
具体的には、以下の点に留意して記載します。
仕入金額は、その月に実際に発生した仕入れの金額を記載します。在庫の変動(棚卸資産の増減)は考慮せず、単純にその月に仕入れた商品の金額のみを記載します。
在庫反映後の原価については、損益計算書や棚卸資産に関連する部分で考慮されますが、概況書の「月別の売上高等の状況」では、仕入れと在庫を区別して記載します。
したがって、月別の仕入金額は「その月に仕入れた額」で記載し、棚卸在庫の調整は別途決算書で反映させることになります。
本投稿は、2024年09月12日 17時58分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。