メルカリの売上メールが消えた場合 電子帳簿保存法
メルカリで出品して購入された
場合にメルカリから送られてくるメールが迷惑フォルダに振り分けられていて、
3月分ごっそりメールがありません。
電子帳簿保存法ですと取引メール保存が必要ですが、
この場合、メルカリの売り上げ履歴を保存しておけば売り上げの証明に
なりますでしょうか?
ご教授いただければ幸いです。
税理士の回答

電子帳簿保存法では、電子取引に関するデータは電子データのまま保存することが求められます。メルカリでの取引も電子取引に該当するため、取引に関する電子データを適切に保存する必要があります。
メルカリの売上履歴を保存することは、取引の証拠として有効です。しかし、売上履歴だけでなく、取引に関連する詳細な情報、例えば取引日時、取引相手、商品名、金額、手数料、送料なども保存しておくことが望ましいです。これらの情報は、メルカリの取引履歴や通知メールに含まれているため、これらのデータをダウンロードして保存することが推奨されます。
もし取引に関するメールが削除されてしまった場合でも、メルカリのアプリやウェブサイト上で取引履歴を確認し、必要な情報を取得することが可能です。取引履歴のスクリーンショットを保存する方法もありますが、可能であれば電子データとしてダウンロードし、保存することが望ましいです。
また、電子帳簿保存法に対応した会計ソフトを利用することで、取引データの保存や管理がより効率的になります。例えば、弥生株式会社の「スマート証憑管理」などのサービスは、電子取引データの保存に対応しており、適切な管理が可能です。
電子帳簿保存法の要件を満たすためには、取引データの真実性と可視性を確保する必要があります。そのため、取引データを適切に保存し、必要に応じて迅速に提示できるようにしておくことが重要です。
本投稿は、2024年12月04日 13時55分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。