仕分けの方法について
個人事業主として青色申告を予定しております。
以下の取引の仕分けがわからないため、ご教示いただけないでしょうか。
自分なりに仕分けした結果は、以下のとおりです。
①個人口座から暗号資産取引所Aに日本円10万円を入金
借方:預け金(取引所A(円))100,000 ― 貸方:事業主借100,000
②Aに入金された10万円で暗号資産XRPを8万円分購入。受取手数料として10円受け取る。
借方:預け金(取引所A(XRP))80,000 ― 貸方:預け金(取引所A(円))79,990 ― 受取手数料 10
③Aにある残額2万円を、個人口座に戻す。
借方:事業主貸 20,000 - 預け金(取引所A(円))20,000
④Aに保有しているXRP 8万円を、別の暗号資産取引所Bに送金
借方:預け金(取引所B(XRP))80,000 ― 貸方:預け金(取引所A(XRP))80,000
⑤Bに保有しているXRPを全額、別の暗号資産であるUSDTに交換する。受取手数料として0.1USDTを受け取る。
借方:預け金(取引所B(USDT))? ― 貸方:預け金(取引所B(XRP))80,000 ― 受取手数料 ?
⑥Bに保有しているUSDTをCに送付する。このとき1USDT分送金手数料が発生。
借方:預け金(C(USDT))? 支払手数料 ?― 貸方:預け金(取引所B(USDT))?
⑦Cに送付したUSDTの一部を支払に使用し、100ドルと表示されている商品の仕入を行う。
借方:仕入 ? ― 貸方:預け金(C(USDT))?
⑧ Cから⑦で仕入れた金額と売上金がUSDTにて入金される。
借方:預け金(C(USDT))? ― 貸方:仕入?― 売上 ?
・②にて日本円で8万円分購入したXRPの金額は8万円として記帳していいでしょうか。
・④にて②で購入したXRPをUSDTに交換した場合、XRPをUSDTの価格として記帳していいでしょうか。
・⑤~⑧の「?」で記載しているUSDTの額について、記帳時にどのように円換算額を算出したらよろしいでしょうか。
長文になりましたが、どうぞよろしくお願いいたします。
税理士の回答

① 個人口座から暗号資産取引所Aに日本円10万円を入金
仕訳(記載の通りで正しい):
借方:預け金(取引所A(円))100,000
貸方:事業主借 100,000
理由:個人口座からの事業目的の送金は「事業主借」として処理します。
② Aに入金された10万円で暗号資産XRPを8万円分購入し、受取手数料10円を受け取る
仕訳:
借方:預け金(取引所A(XRP))80,000
貸方:預け金(取引所A(円))79,990
貸方:受取手数料 10
②についての回答:
購入したXRPの価格は実際に支払った金額(日本円ベースの8万円)として記帳してください。暗号資産は購入時点での「取得価格」を円換算して記録します。
③ Aにある残額2万円を、個人口座に戻す
仕訳(記載の通りで正しい):
借方:事業主貸 20,000
貸方:預け金(取引所A(円))20,000
理由:事業目的で預けていた資金を個人に戻したためです。
④ Aに保有しているXRP 8万円を、取引所Bに送金
仕訳(記載の通りで正しい):
借方:預け金(取引所B(XRP))80,000
貸方:預け金(取引所A(XRP))80,000
理由:XRPの移動は同額で記録します。
⑤ Bに保有しているXRPを全額、USDTに交換する
受取手数料0.1USDTを受け取る場合、以下の仕訳を記録します。
仕訳:
借方:預け金(取引所B(USDT))80,000円相当額 + 手数料分
貸方:預け金(取引所B(XRP))80,000
貸方:受取手数料(USDT換算額を円で記録)
⑥ Bに保有しているUSDTをCに送付する
送金手数料1USDTが発生した場合の仕訳です。
仕訳:
借方:預け金(C(USDT))送付分 手数料1USDT分
借方:支払手数料 1USDTを円換算した額
貸方:預け金(取引所B(USDT))送付分
⑦ Cに送付したUSDTで商品を仕入れる
100USDT分の仕入れを行った場合、以下の仕訳を記録します。
仕訳:
借方:仕入 100USDTの円換算額
貸方:預け金(C(USDT)) 100USDT分
⑧ Cから売上金がUSDTで入金される
仕入金額と売上金の入金がUSDTで行われた場合、以下のように仕訳します。
仕訳例(売上金が200USDTの場合):
借方:預け金(C(USDT)) 200USDTの円換算額
貸方:仕入 100USDTの円換算額
貸方:売上 100USDTの円換算額
⑤~⑧におけるUSDTの円換算方法
1. 取引日のレートを使用する
取引が発生した日時の「市場価格(円換算レート)」を用います。
2. 複数取引所のレートが異なる場合
・取引所が提供するレートを優先する。
・取引所がレートを提示しない場合は、主流な暗号資産価格情報サービス(例:CoinGeckoなど)を参考にする。

①~④
問題ないかと思います、購入で受取手数料がもらえるんですね
⑤交換時のUSDTのレートで受取手数料を計算ください。仮にUSDT=100円の場合、受取手数料:0.1USDT×100円=10円
(借方)預け金(取引所B(USDT))80,010円 / (貸方)預け金(取引所B(XRP))80,000円 受取手数料10円
⑥送金時のUSDTのレートで支払手数料を換算。仮にUSDT=110円の場合、支払手数料:0.1USDT×110円=11円
借方:預け金(C(USDT))79,999円 支払手数料 11円 / 貸方:預け金(取引所B(USDT))80,010円
⑦Cに送付したUSDTの一部を支払に使用し、100ドルと表示されている商品の仕入を行う。⇒1ドル150円で考えます
レートは円もUSDTも仕入時のレートを使います、この場合仕入の円貨分だけUSDTが減るイメージです
借方:仕入15,000円 ― 貸方:預け金(C(USDT))15,000円
⑧ Cから⑦で仕入れた金額と売上金がUSDTにて入金される。
⇒仕入は⑦で決済しているようですので、売上と同時にUSDTが入金されるイメージで記載します、また、売上の記載がなかったので、仮に180ドルとして、USDTのレートは120ドルとします。また、1ドル150円とします。なのでUSDTは225USDT入金されていることになりますね(売上の日本円:27,000円)
ドルもUSDTも売上時の円建てレートを使用します、円建て売上の分だけUSDTが増えるイメージです
借方:預け金(C(USDT))27,000円 ― 貸方: 売上 27,000円
お二方のご回答ありがとうございます。
⑦のタイミングで、100ドルと表示されている商品を100 USDTにて購入する場合、USDT円のレートかドル円のレートどちらを用いるのが正しいのでしょうか。1ドルの支払いには、1USDTを使用します。
また、⑧のタイミングでは、⑦で支払った仕入100ドル分のUSDT(100 USDT)と売上金(仮に100 USDTとする。)の入金があります。
売上は入金時のレートにて計算しますが、貸方の仕入の金額は⑦で借方に入力した仕入の金額と同額にするのが正しいですか。それとも入金時のレートにて再計算した金額が正しいでしょうか。
恐れ入りますが、何卒よろしくお願いいたします。

⑦ドル表示されている商品ですので、ドル円レートで良いかと思います。
⑧入金時のレートで再計算でしてください、⑦との差額は為替差損益になります。
本投稿は、2024年12月05日 10時35分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。