相当の地代(固定)から固定資産税の2~3倍の地代に変更したい時
自分の土地に自分が代表の会社を建てて経営しています。相当の地代の改定方式に関する届出書を出していない為、固定式を選択したとして10年間初期に設定した相当の地代の金額のままできましたが会社に負担が重く未払金で処理しています。自分は現金を受け取っていませんが毎年確定申告で地代収入分を申告して所得税を支払っています。土地の評価も初期より下落しており現在の路線価で同じ6%で計算するとかなり下がりますが、より金額が少なくなる固定資産税の2~3倍の金額で地代を設定しなおす為にはどうしたらいいですか?
税理士の回答

藤本寛之
従前の地代設定方法は相当の地代に基づいた方法で、路線価にもとづく評価額×6%で計算されていたのではないかと思います。
路線価の下落に基づき、割高になった地代を見直すということは認められており、来月からの地代を改訂することも可能です。
また、固定資産税の2~3倍の金額で地代を設定する方法ですが、個人の財産の評価が上がるという点を考慮しておけば、会社の資金繰りの改善もあるので検討に価する方法かもしれません。
この点、顧問税理士の方と相談してみられると良いと思います。
本投稿は、2018年03月20日 17時05分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。