売掛金計上方法について
税抜経理で法人決算の際に売掛金があったとします。考え方としては、どのようになりますか?
本年度①は、売上されたが翌年度になるもの。②~③は費用は掛かったが翌年度の支払い
売掛金(税込)
①商品代27500円
②送料-110円
③販売手数料ー1100円
④、①~③で振込入金される金額26290円
④を売掛金として26290円処理するのは問題ですか?
翌期に④が入金された処理方法はどのような計上方法になりますか?
税理士の回答

増井誠剛
売掛金は原則として総額、つまり①の27,500円(税込)で計上するのが正しい処理です。②送料や③販売手数料は、別途「支払手数料」などで処理し、純額ではなく総額ベースが基本です。④の26,290円を売掛金として計上すると、売掛金が実際の請求額より少なくなり、整合性を欠くため注意が必要です。
翌期に入金された際は、入金額26,290円と売掛金27,500円との差額1,210円を「支払手数料」などで相殺する処理が一般的。数字の辻褄が合うよう、貸借は綺麗に整えたいです。
本投稿は、2025年03月10日 13時42分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。