日々の食費や日用品は会社のお金で買って、損金として処理できますか?
小さな会社の話です。
父親 : 社長、息子 : 専務、アルバイト15人、の会社です。
会社のクレジットカードで家族の食費や日用品をスーパーなどで買い物をしています。
具体的に何を買ったかなどの明細などはありません。
クレジットカードの明細には「買ったお店」「支払金額」のみです。
月に合計15万円程です。
こういった買い物は実務では通常どのように処理されることが多いですか?
損金として処理されますか?
よろしくお願いします。
税理士の回答

志喜屋仁
通常、役員に対する賞与として取扱われます。
役員賞与は損金不算入です。
役員個人やその家族の食費や日用品等の支払いは、法人の損金にはなりません。その買い物等をした役員さんへの給与とみなされます。法人税の計算では損金にはならず、また、役人さん個人の給与所得となりますので所得税等の源泉徴収の問題に繋がります。
実務ではカード明細に支払い内容を明記して、法人の業務に関連するものであれば法人の経費(損金)に、個人的な支払いであれば役員さん個人への貸付金等として処理するのが一般的かと考えます。
税務調査ではカードの利用内容も調査されますので、内容を明確にしておかれた方が良いと思います。
ありがとうございました。
今後アドバイスの通りしようと思います。
またよろしくお願いします。
本投稿は、2018年04月13日 14時25分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。