期首商品の廃棄について
塗装業の個人事業主です。
令和6年において期末在庫として処理していたペンキを
令和7年に一部廃棄しました。
この場合、「廃棄損」などの科目を使用して仕訳をするとのことですが、
どのような仕訳になりますでしょうか?
例年、決算時には
期首在庫と期末在庫を洗替処理しております。
■期首棚卸 / 商品 350,000
■商品 / 期末棚卸 350,000
今回廃棄した分は、売上に影響しないことから、
廃棄損を計上するのであれば「営業外収益」になると見たのですが、
使用している会計ソフトでは、「営業外収益」部分を自由に登録できず、
販管費部分しか自由に登録できません。
販管費として、廃棄損を科目登録してい良いのでしょうか。
どなたかご教示願います。
税理士の回答
こんにちは。
廃棄損が生じた場合の簡便的な処理として、
廃棄損××× 仕入(商品)×××
のように仕訳されるかと思います。
仕入れた商品や材料が廃棄となって、単純に損をしているのですから、営業外収益ではなく、通常の営業活動で生じる損失であれば、販売費及び管理費の区分に廃棄損を計上することになるかと思われます。
※仕入れた商品を自家消費(家事消費)した場合には売上、あるいは、営業外収益等として計上されるケースもあります。
菅原先生、ご回答いただきありがとうございます。
販管費への計上とのこと、承知しました。
こちら、令和7年中に廃棄した商品は、
令和7年の仕入ではなく、令和6年に仕入れ、
令和6年の期末在庫(=令和7年の期首在庫)として計上していたものになります。
当方では、毎年の決算時に以下の洗替処理を行っています。
① 期首棚卸高 / 商品
② 商品 / 期末棚卸高
このような処理を前提とした場合、
期首在庫に含まれていた商品を期中に廃棄した際の処理について、
以下の点で整理に迷っています。
仮に、期中に
廃棄損 / 商品
という仕訳を起こした場合、
決算時①の「期首棚卸高/商品」で計上する商品金額は、
令和6年期末時点の在庫額(=廃棄前の金額)をそのまま用いる
という理解になるのでしょうか。
この場合、
期中の「廃棄損/商品」により商品残高が減少しているため、
決算時点で商品勘定の残高がマイナスとなってしまいます。
一方で、
①の仕訳を「期中の廃棄分を控除した後の在庫額」で行うと、
商品勘定の残高は一致しますが、
期首棚卸高を減額することになり、売上原価の計算が変動してしまう
点が気になっています。
このような場合、
期中に期首在庫由来の廃棄が発生した場合でも
「廃棄損/商品」の仕訳を起こすのが適切なのか
それとも、期中仕訳は行わず、
期末棚卸高を減額することで売上原価に反映させるのが適切なのか
実務上の考え方をご教示いただけますでしょうか。
こちら、令和7年中に廃棄した商品は、
令和7年の仕入ではなく、令和6年に仕入れ、
令和6年の期末在庫(=令和7年の期首在庫)として計上していたものになります。
当方では、毎年の決算時に以下の洗替処理を行っています。
① 期首棚卸高 / 商品
② 商品 / 期末棚卸高
このような処理を前提とした場合、
期首在庫に含まれていた商品を期中に廃棄した際の処理について、
以下の点で整理に迷っています。
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①の仕訳は、商品を期首商品棚卸高に振り替えるもの
②の仕訳は、期末商品棚卸高を商品に振り替えるもの
のように伺えますので、通常の決算整理仕訳とは大きく異なります。
一般的な商品の決算整理仕訳は、
①仕入××× 期首繰越商品×××
②期末繰越商品××× 仕入×××
①期首商品のすべてを売上原価(仕入)に算入
②繰越商品のすべてを売上原価から減算
するようにして決算整理が行われます。
通常の処理であればアドバイスできるのですが、異なる処理を導入している場合には、細かい確認をする必要がありますので、こちらで対応できる一般的な相談内容の域ではありません。
また、通常の処理の場合には、他勘定振替高という勘定科目を利用して処理をすることで売上原価への影響を抑えることができます。
ネット上でも他勘定振替についての説明がみつかるかと思いますので検討されてみてください。
大変参考になる回答をいただきありがとうございました。
本投稿は、2026年02月05日 16時08分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。







