税理士ドットコム - [経理・決算]法人FXにおいて、次期に繰り越したスワップポイントの扱い - 結論から申し上げますと、現在の処理方針で問題ご...
  1. 税理士ドットコム
  2. 経理・決算
  3. 法人FXにおいて、次期に繰り越したスワップポイントの扱い

法人FXにおいて、次期に繰り越したスワップポイントの扱い

FXを合同会社にして1期目の決算をしました。
ざっくりと未実現のスワップポイントが100万円
ポジションの評価損が20万円で
80万円の利益で計上しました。
黒字決算なので、税金も払う予定です。

2期目の初めに反対仕訳で、
100万円の評価益と20万円の評価損を消し?ました。
帳簿上は元の証拠金が預け金として残っている状態です。
まず、2期目の仕訳処理はこれでいいでしょうか。

税金を払った後の手残りの利益に相当する額は
未実現のスワップポイントの中に含まれている状態ですが、
この金額の扱いはどうするのがいいでしょうか。
2期目の決算でこの金額について税金を払う必要はないと思うので、
このままスワップポイントとして残しておくと
差し引きの利益の計算が面倒なことになりそうです。
1期目の手残り利益相当の額をスワップポイントから引き出してしまうのがいいでしょうか。
その場合の仕訳はどうしたらいいでしょうか。

ややこしい質問で申し訳ありません。
よろしくお願いします。

税理士の回答

結論から申し上げますと、現在の処理方針で問題ございません。

以下に疑問点について整理してお答えします。

1、2期目期首の反対仕訳(洗替処理)について
ご認識の通り、期首に1期末の評価損益を取り消す「反対仕訳(洗替処理)」を行うのが正しい処理です。法人税法上、未決済のFXポジション(未実現スワップポイント含む)は期末に時価評価し、翌期首に必ずこの洗替処理を行います。結果として、元の証拠金が「預け金」として残る状態で正しいです。

2、2期目以降の税金・利益計算の懸念について
期首に反対仕訳(洗替処理)をした時点で、2期目の帳簿には「1期目の利益80万円分のマイナス」が計上されている状態となります。
そのため、将来ポジションを決済した際や2期末に再度時価評価した際には、「トータルの利益」から「期首のマイナス(すでに課税された80万円)」が自動的に相殺される仕組みになっています。
*面倒な引き算等を別途行う必要はなく、2期目に新たに増えた利益のみが自動的に計上されます。

帳簿上は期首の洗替処理によって税務上の調整がすでに完結しています。
資金を引き出して税金に充てるか、そのまま口座に残して複利運用するかは、純粋な資金繰りの観点からご自由にご判断ください。

回答は以上となります。
参考になりましたら幸いです。

能登路先生
早速の詳しいご回答ありがとうございます。
いろいろ検索しても反対仕訳してくださいというだけでよくわからなかったので、
疑問が解消しました。

本投稿は、2026年06月16日 22時42分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

この相談に近い税務相談

経理・決算に関する相談一覧

分野

人気のエリアの税理士事務所

経理・決算に関する他のハウツー記事を見る

みんなの税務相談

税理士の無料紹介サービス

プロが税理士を無料でご紹介いたします

  • 相談無料
  • 全国対応
  • 24時間受付
税理士紹介サービスの詳細はこちら
累計 相談数
166,936
直近30日 相談数
495
直近30日 税理士回答数
1,051