開業費の繰延資産償却について
今年中に開業予定で、現在開業準備のために備品などの購入を行なっており、それに関して3点ほど質問があります。
①購入の都度、仕訳帳への記帳を行なっていますが、これらの勘定科目は一律「開業費」でよろしいでしょうか?
②開業費は決算の際に繰延資産償却として経費計上が可能ということですが、仕訳帳への記帳のタイミングはいつが適切なのでしょうか?来年の1/1以降ですか?
③細々と備品の購入を行なっているため、仕訳帳への記帳を購入のつど行っていますが、繰延資産償却として仕訳する時はこれらの金額をまとめて一括で記帳してもよろしいでしょうか?
例えば、
8/1 (借方)開業費10,000 / (貸方)事業主貸10,000
8/6 (借方)開業費20,000 / (貸方)事業主貸20,000
上記のような場合、決算時には
(借方)繰延資産償却30,000 / (貸方)開業費30,000
として問題ないでしょうか?
また、数年に分けて償却する場合に1年目に15,000、2年目に15,000というような記帳も可能でしょうか?
わかりにくい点がありましたらご質問ください。
ご回答おまちしております。
税理士の回答
①開業準備の経費は開業費となります。
②開業費は、5年間均等償却、又は、任意償却ができます。
③その様な会計処理で良いと考えます。
山中様
ご回答ありがとうございます。
②について追加で質問させていただきたいのですが、仮に今年度一括で任意償却とする場合は、仕訳日はいつにするのが適切でしょうか?
たとえば9/1付で開業届を提出した場合、9/1に繰延資産償却として仕訳してよいのでしょうか?
それとも、今年度の会計を締めるタイミング(12/31?)に仕訳するのでしょうか?
お手数をおかけします、ご回答いただければ幸いです。
決算仕訳ですから、12月31日となります。
ありがとうございます、非常に勉強になりました。
今後ともよろしくお願いいたします。
本投稿は、2018年08月25日 22時14分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。