塾講師に対する外注費について
中高生向けの塾に関して、来年より講師と雇用契約ではなく業務委託契約を結んで業務委託費という形で報酬を支払いたいと考えています。
ただし、給与と業務委託費の線引が複雑という話を聞いたのですが、
業務委託契約を結ぶ際の注意点としてどのようなものがあるのでしょうか。
税理士の回答

相談者様の仰る通り、業務委託にするのはかなり難しいです。確認していただきたいことは、
1、塾の講師は他の塾でも教えることができ、スケジュール等の自由性はありますか?
2.塾で指揮命令下にありませんか?生徒に教えるのみで、塾での命令に従うような業務はありませんか?
3.事業の際に塾で保有している資産(マイクなどはOK)を使用するようなことはありませんか?
4.報酬は時間によるものではなく、講義に対するものになっていますか?
簡単に考える際には、塾の講師の方が自分のリスクにより仕事をしている、つまり塾に所属していることにより報酬を得ている場合には、給与となるケースが多いと思います。
業務委託になるケースでは有名な先生(本なども著作していて)を客員として読んでそこで生徒を募集するようなケースかとおもいます。
ご参考にしてください。
本投稿は、2018年08月27日 14時25分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。