個人事業主のハンドメイド作家。レジン液やホログラムのフレークの棚卸って必要ですか?
お世話になります。
デザイナー兼 ハンドメイド作家として個人事業をしております。
昨年の秋頃より、初めてハンドメイド作品を制作し、その販売をはじめました。
12/31に決算だったため、材料の棚卸をしましたが、分からないことがあり質問いたします。
棚卸の際に、液体物である「レジン液」、また、レジンの中に閉じ込めるためのホログラム「フレーク」といったものが、アクセサリー材料として在庫で残っているのですが
こちらは、ビーズやチェーンと違い、個数を計ったり長さを計ることができず、どのように扱えばよいのかが分かりません。
やはり、液体物やフレーク状になったものも棚卸では計上した方がよいのでしょうか?
また、その際どのように棚卸計上したらよいのでしょうか。
あと一つ気になるのは、棚卸の期首・期末についてなのですが、こちらも併せて詳しく解説いただけますと幸いです。
わかりにくい文章でしたらすみません。初めての棚卸ですので困っております。よろしくお願いいたします。
税理士の回答

中田裕二
期末に在庫となっていた材料は、期末棚卸高に計上しなければなりません。液体や個数の数えられないものは、容量や重量あるいは新品容器中の何割が期末に残っていたかなど合理的な方法によって期末棚卸高としてはいかがでしょうか。
売上原価=期首棚卸高+当期仕入金額-期末棚卸高です。
平成30年から開業されたのであれば、平成30年の売上原価は平成30年中の仕入金額-平成30年の期末棚卸高です。(期首棚卸高はなし。)
なお、平成30年の期末棚卸高=平成31年の期首棚卸高となります。
中田さま
年始にもかかわらず、迅速なご回答をありがとうございます。
やはり、液体物やフレークも棚卸しないといけないのですね。おおよそ、どれくらい残っているかを調べてみようと思います。ありがとうございます。
開業自体はH30年度ではなく、数年前から開業しており、ハンドメイド作品を扱いはじめたのはH30年度の途中です。
すこし気になった点がもう1点あり、新しく質問しても宜しいでしょうか。
試作段階で、商品として未だ販売していない物があります。こちらは「仕掛在庫」として計上ということで問題ないでしょうか。
いろいろと申し訳ございません。

中田裕二
おっしゃるとおり、「仕掛在庫」として計上してください。
お礼が大変遅くなり誠に申し訳ございません。
ご回答ありがとうございました。
本投稿は、2019年01月02日 22時17分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。