光熱費の家事按分の決め方
家で仕事をしており、家賃、電気代、通信費を家事按分して経費にしたいと考えています。
単純に1日8時間x23日間仕事するとし、家賃が30,000円の場合、家賃÷月の日数x仕事した日数÷仕事した時間として良いでしょうか?
今年の5月だとして、30,000÷31x23÷3=7,419という感じです。
家賃は土地面積から、電気はコンセント数から按分する方法なども調べて出てきたのですが、家の1箇所で仕事しているわけではないので、今回の方法で家賃、電気代、通信費の按分方法を統一できれば良いと思い質問しました。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答
その様な計算方法で良いと考えます。
仕事専用の部屋がない場合(リビングやダイニング等で仕事をしているような場合)には自宅の家賃等を必要経費にすることは難しいと思います。
自宅の家賃などの家事関連費は、業務に関する部分が取引の記録等で明確に区分せれている場合に限り、必要経費として認められます。
過去の裁判でも業務専用のスペースが明確に区分されていないとことから、家賃や光熱費等が経費算入を否認されて納税者が負けた事案がありますのでご留意ください(平成25年10/17東京地裁)。
計算方法は良くてもしっかりスペース区分することに気をつけなければいけませんね。ありがとうございました。
本投稿は、2019年05月04日 11時03分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。