建設業における未成工事支出金について
空調関係の業務を営んでおります。(法人です。)
今期から税理士さんを変更しようと考えており、銀行さんから紹介を頂いた税理士さんに今までの決算書等を見ていただいたところ(まだ顧問契約はしていません)建設業としての会計に沿ってないと指摘を受けました。今まで頼んでいた税理士さんからは未成工事支出金?や棚卸?を依頼された事もなく寝耳に水のような状態です。工事台帳のつけ方もわからず、現場ごとに原価管理をするべきと言われても、何をどうしていいのかもわかりません。毎月発生する材料費や外注費を経費として計上し毎月の進捗具合で売上を計上する(当社からの請求書)基本的な方法ではダメなのでしょうか?
顧問契約が切れた税理士さんのやり方をいきなり変える必要はあるのでしょうか?現に今のところ不具合が生じてはいないのですが、税理士さんを変える事で今までになかった、こちらの負担が増えるような気がしてなりません。ただ、ご銀行さんからご紹介頂いた税理士さんは「契約が切れた税理士さんの悪口を言うわけではないのですが、決算書の内容が無茶苦茶です」と言われました。飲食関係の接待交際費300万程が全額、損金不算入となっていたり、金庫があるわけでもないのに現金残高が数百万レベル。勘定科目内訳書はA4一枚で済まされており、銀行借入の残高も、残高証明書と決算書と全く違う。決算書と事業概況説明書と数字が全然合わない。法人と個人の取引が入り混じっており法人と個人を切り分けた際、現状の姿に戻る時に役員貸付金を多額に計上することになるのでは?そこそこの黒字ではあるのにキャッシュが追いついてない。などなど指摘を受けました。私も前の税理士さんに任せきりで全然気にしてなかったのも悪いのですが、言われてから初めて気付かされた事ばかりでした。話がそれてしまいました。
建設業にそった会計にすべきとは思うのですが、契約が切れた税理士さんの方法で経費、売上計上。仕掛工事の計上は無し。で貫く方法はないのでしょうか?大きい組織ならわかるのですが中小零細にそこまで厳しく見られる事はあるのでしょうか?
宜しくお願いします。
税理士の回答

質問内容からして銀行紹介の税理士さんの主張が普通かと思います。そのうえで、今後どのようにしたら正常な決算書が作成できるのかは、これから付き合う税理士さんと十分に相談されることです。今まで任せっきりだったようですので、当然に新たな負担も出てくるでしょう。しかし、銀行や税務署に信頼されない決算書を作り続けても意味がありません。
以上、誤解なきようご理解ください。
早速のご回答、ありがとうございました。
やはり紹介いただいた税理士さんが正攻法のやり方なのですね。
どういった形で決算を組んでいくのがいいのか、税理士さんと話を詰めて
本来の姿に戻していければと思います。
ありがとうございました。
本投稿は、2019年10月08日 04時16分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。