個人名義の自動車保険の経理上の処理について
業務で車両(一般乗用車)を使う会社を営んでいます。
会社といっても登記して間もなく、当面は社長である私一人の個人会社として事業を行います。
車両は1台のみで、車検証上、車両の使用者は法人としていますが、当面の所有者はローン会社です。
この車を業務使用するに際して、補償範囲や保険料などから、法人名義でなく代表者の個人名義(契約者、被保険者とも)の自動車保険に加入したいと考えていますが、これ自体は問題ありませんでしょうか。
当該の車両は、専ら事業に用い、代表である私のみが運転しますが、顧客などを搭乗させることが多く見込まれます。
またそうした場合、経理、税務上は保険料などはどのように処理するのが適切でしょうか。
経理についても初心者で恐縮ですが、ご教示いただけると大変助かります。
税理士の回答

小山登
保険料などの関係で個人名義で社用車の保険に加入することは散見されています
このような場合は、個人名義で保険加入した理由と、あくまで社用車として使用すること、保険事故が発生した場合、保険の入金額は会社に帰属することなどを書面にして残しておくことです
(経理処理)
保険料の支払いは
借方 損害保険料(保険料) 貸方 現金(社長さんの立て替え払いを支払う)
となります
保険事故が発生して保険金が入金した場合
借方 現金(あるいは預金) 貸方 雑収入
社長さんの口座等に振り込まれた金額を会社の口座に入金する
保険金の支払いや保険金の受取に関する計算書は保存しておいてください
迅速なご回答を頂き、どうもありがとうございました。
保険料支払いに加えて保険金入金時についてもご助言いただき、大変参考になりました。
本投稿は、2016年08月30日 17時38分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。