繰越利益剰余金について
繰越利益剰余金について教えて下さい。
簿記上で勉強をしたことはありますが、繰越利益剰余金の処理や意味を明確に理解できていなかったことに気付きました。
知識が浅く大変申し訳ございませんが、簡単な言葉などでご説明いただけますと助かります。
インターネットで調べてみると、繰越利益剰余金とは毎年の利益の積立のような捉え方という解釈をしました。
当社の繰越利益剰余金を確認すると、数億という額がありました。
今年は赤になるという話を税理士の先生や社長がしているのですが、赤はその金額より少ない額でしたので、繰越利益剰余金を振り替えて赤にならないというような処理はないのかと疑問を持ちました。
解答よろしくお願い致します。
税理士の回答
配当金を出さなかったり、任意積立金への振替など純資産の部の他勘定に振り替えない限り、毎期の税引後の当期純利益の累積です。
上記の前提で簡単に例示すると
第1期 当期純利益1,000万円 → 繰越利益剰余金1,000万円
第2期 当期純利益1,500万円 → 繰越利益剰余金2,500万円(1,000万円+1,500万円)
第3期 当期純利益▲500万円 → 繰越利益剰余金2,000万円(2,500万円-500万円)
早速のご回答ありがとうございます。
当期純利益を出した後に繰越利益剰余金の額が計上されるということでしょうかね。
当期純利益で赤になり繰越利益剰余金が累積分から減る。
繰越利益剰余金は黒が続けば少しずつ大きくなっていくということですね。
繰越利益剰余金は大きければ大きいほど安定、小さいと危ないなどの判断ができるということでしょうか。
何のために延々加算され続けられているのか分かっておらず、もう少し補足をお願いできますでしょうか。
よろしくお願い致します。
繰越利益剰余金は黒が続けば少しずつ大きくなっていくということですね。
→その通りです。
繰越利益剰余金は大きければ大きいほど安定、小さいと危ないなどの判断ができるということでしょうか。
→その通りです。
何のために延々加算され続けられるのか分かっておらず、・・・
→貸借対照表を眺めてください。純資産の部は、主に資本金と創業来の利益の蓄積で構成されますので、毎期の利益を蓄積するとしか回答のしようがありません。
学術的な回答をご希望であれば、申し訳ありませんが十分な回答はできません。
本投稿は、2021年01月25日 17時28分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。